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西崎、大久保ら元プロ野球選手が熱血指導 寒河江市で「JA全農WCBF少年野球教室」開催2022年9月12日

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王貞治氏が理事長を務める世界少年野球推進財団(WCBF)は9月10日、「JA全農WCBF少年野球教室」を山形県寒河江市の「荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた」で開催。元プロ野球選手の豪華な講師陣が野球少年たちに直接指導を行った。

捕手の指導をする大久保講師捕手の指導をする大久保講師

今年で30年目を迎えるこの教室は、元プロ野球選手が講師を務め、毎年全国各地で開催。寒河江教室には、少年野球の10チーム、小学生120人、指導者21人、保護者25人の計166人が参加し、元プロ野球選手の西崎幸広氏(日本ハムOB)、大久保博元氏(巨人OB)、井端弘和氏(中日OB)、鈴木尚広氏(巨人OB)の4人による直接指導が行われた。

開校式では、西崎講師が「今日は、我々講師も精一杯教えるので、みんなも元気よく、明るく、楽しく野球をやりましょう」とあいさつ。全農山形県本部の佐々木本部長は「今日は超一流の元プロ野球選手から直接野球が学べる大変貴重な機会です。今日学んだことを忘れずに、これからもしっかり食べて野球を頑張ってください」とあいさつした。また、開催県の全農山形県本部から各講師に山形県産「雪若丸」30キロが贈られた。

集まった子どもたちを前に投げ方の基本を指導する西崎講師集まった子どもたちを前に投げ方の基本を指導する西崎講師

野球教室は、ウォーミングアップ後、鈴木講師が走塁の基本をレクチャー。その後、子どもたちは、ポジション別に分かれ、各ポジションのプロフェッショナルである講師陣から「投げる」「捕る」「打つ」「走る」など野球の基本について指導を受けた。投げ方の基本を指導した西崎講師は「ボールを投げるときは自己満足になりがち。相手のことを考えて取りやすいボールを投げることが大切」とアドバイスすると、子どもたちは、真剣な表情で取り組んでいた。また、バッティングの基本では、井端講師がバッティングを披露。プロの打球を間近で見た子どもたちからは大きな歓声が上がった。野球教室を終え、子どもたちからは「(ノック練習の時に、ボールの取り方を)元プロ野球選手の先生に褒められたことが、とても嬉しかった」などの発言があった。

指導者講習会では、トレーナーの石川慎二氏が、ケガを予防するためのストレッチやトレーニング方法について実技を交えて講義。また、スポーツ栄養教室では、 JA全農の越野彩氏が、保護者を対象に成長期の子供に必要な栄養や運動時の食事の摂取などについて講義を行った。

参加者には、全農山形県本部から山形県産「雪若丸」パックごはんや山形代表「りんご」(ジュース)、協賛各社からは国産農畜産物などが贈られた。野球教室の様子は、全農の公式Twitter「全農広報部スポーツ応援」で発信している。

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