ファミリーマートと協業「ごちむすび比内地鶏の炙り焼き鳥めし」13日販売開始 JA全農2022年9月12日
JA全農とファミリーマートは9月13日、協業による地域色豊かな商品開発の一環として、人気の「ごちむすび」シリーズの新商品「ごちむすび比内地鶏の炙り焼き鳥めし」を発売。全国のファミリーマート約1万6600店舗で販売される。
「ごちむすび比内地鶏の炙り焼き鳥めし」
両者は資本提携にもとづく業務提携契約を締結し、JAグループが強みを持つ国産農畜産物の全国供給網を活かし、地域色豊かな商品開発に取り組んでいる。新商品は、全農のグループ会社である全農チキンフーズが原料を供給する「秋田県産比内地鶏」を具材に使用した。
「ごちむすび」は米、海苔、具材にこだわった贅沢おむすびシリーズで、累計1億5000万食を突破したファミリーマートの大ヒット商品。新商品の「ごちむすび比内地鶏の炙り焼き鳥めし」は、こだわりの米と具材を使ったおむすびで、具材は食べやすくカットした比内地鶏のもも肉とむね肉に、醬油ベースの特性ダレを塗って炙り焼きした。ごはんにも比内地鶏のスープを加えて炊き込んでおり、比内地鶏のおいしさをごんから具材までまるごと味わえる。「ごちむすび 比内地鶏の 炙り焼き鳥めし」は220 円(税込)。
比内地鶏は、1978年に秋田県が開発し、名古屋コーチン、薩摩地鶏とともに「日本三大地鶏」の一つとして知られている。国が定める地鶏の基準より飼育日数が長く、平飼いや放し飼いを行うことが特長。飼育密度が低い環境で「のびのび」と育つことで、味わい深く、締まった肉質となり、一般的な鶏肉に比べ、うまみ成分であるイノシン酸が約2倍含まれる。また、味わいが上昇するアラキドン酸が約1.3倍ほど含まれており、弾力ある肉とうまみ豊かな脂が自慢の鶏肉。今回の「秋田県産比内地鶏」は、秋田県内のJAの組合員が育てたもので、JA全農北日本くみあい飼料(宮城県仙台市)が集荷した。
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