食料増産に貢献 1億ドルをアフリカ開発銀行の債券に投資 農林中金2022年9月26日
農林中央金庫は9月22日、アフリカ開発銀行が発行するテーマ型債券「フィード・アフリカ・ボンド」へ総額1億ドル(約139億円)の投資を実施したと発表した。
アフリカ開発銀行は、アフリカ域内加盟国の経済成長と社会的発展に貢献するために設立され、貧困の削減、生活水準の向上、アフリカの経済・社会開発に向けた資金調達を使命としている。
アフリカでは2020年には約5人に1人が飢餓・栄養不足状態に陥っているとされ、また、農業者は労働人口の60%以上を占めているが、生産性が低いことなどを理由に大規模な農業地域を中心として貧困率が高止まりしている。
アフリカ開発銀行は、アフリカの電化、生活の質向上など5つをテーマにした債券を発行しており、今回農林中金が投資した債券は「食料増産」を重要テーマにしている。
本債券で調達した資金はチュニジアにおける灌漑農業改善プロジェクトなどに利用されている。
農林中金は本債券への投資を通じ、アフリカ開発銀行の取り組みを投資家の立場からサポート、その進捗状況を継続的にフォローすることでアフリカにおける食料増産に貢献することをめざす。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日