「制度」加入 目標達成 JA全国共済会 令和4年度上期決算2022年11月11日
(一財)全国農林漁業団体共済会は11月10日に理事会を開き令和4年度上期決算を承認した。
JAの事業利益に相当する「評価損益等調整前当期経常増減額」は、前年同期比5.8億円減の△80万円となった。社債投資の取り組み強化で利息収入を確保したほか、証券投資信託の一部で分配金が増加したものの、一部の生保会社の予定利率の引き下げや、年金保険配当金の大幅な減少が大きく影響した。
JAの当期剰余金に相当する「正味財産」の増減は、欧米を中心とする金利上昇やウクライナ情勢の影響を受けた内外株式市場が下落したことを要因に、証券投資信託の評価損が増加したことから、前年同期比21.9億減の△11億円となった。9月末時点の正味財産の額は504.1億円となった。
ともに計画上はマイナスを見込んでいるが、上期決算ではいずれもマイナスではあるものの、計画を上回っているという。
令和4年度は第5次中期経営3か年計画の最終年度に当たる。事業目標では、退職金のための積立掛け金の「制度」を3年間計で400万口としていたが、9月末時点で486万口を実現し、すでに目標を達成した。コロナ禍で面会による推進は難しかったが、ウェブ会議で対話ができたことが推進の要因だという。
また、総合JAの管理設計利用率は各年度90%を目標としてきたが、今年度も9月末時点で79.8%となっており、3か年の目標達成を見込んでいる。
重要な記事
最新の記事
-
米価上昇止まらず 4月7日の週のスーパー販売価格 備蓄米放出効果いつから2025年4月21日
-
【人事異動】農水省(4月21日付)2025年4月21日
-
【人事異動】JA全農(4月18日付)2025年4月21日
-
【JA人事】JA新ひたち野(茨城県)新組合長に矢口博之氏(4月19日)2025年4月21日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】四つ巴のお手玉を強いられる植田日銀 トラの圧力"内憂外患"2025年4月21日
-
備蓄米放出でも価格上昇銘柄も 3月の相対取引価格2025年4月21日
-
契約通りの出荷で加算「60キロ500円」 JA香川2025年4月21日
-
組合員・利用者本位の事業運営で目標総達成へ 全国推進進発式 JA共済連2025年4月21日
-
新茶シーズンが幕開け 「伊勢茶」初取引4月25日に開催 JA全農みえ2025年4月21日
-
幕別町産長芋 十勝畜産農業協同組合2025年4月21日
-
ひたちなか産紅はるかを使った干しいも JA茨城中央会2025年4月21日
-
なじみ「よりぞう」のランドリーポーチとエコバッグ 農林中央金庫2025年4月21日
-
地震リスクを証券化したキャットボンドを発行 アジア開発銀行の債券を活用した発行は世界初 JA共済連2025年4月21日
-
【JA人事】JA新潟市(新潟県)新組合長に長谷川富明氏(4月19日)2025年4月21日
-
【JA人事】JA夕張市(北海道)新組合長に豊田英幸氏(4月18日)2025年4月21日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡2025年4月21日
-
農機・自動車大展示会盛況 JAたまな2025年4月21日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」おかやま和牛の限定焼肉メニューは「真夏星」 JAタウン2025年4月21日
-
「かわさき農業フェスタ」「川崎市畜産まつり」同時開催 JAセレサ川崎2025年4月21日
-
【今川直人・農協の核心】農福連携(2)2025年4月21日