小学生が考えたご当地「お弁当レシピコンテスト」入賞20作品が決定 JA全農2022年11月25日
JA全農が協賛するお弁当レシピコンテスト「お気に入りのご当地を紹介!」の入賞作品が決定。小学生が考えたアイデアレシピ165作品の応募があり、最優秀賞には、山梨県の飯干愛望さん(小4)の「信玄さんも食べてくれるはず‼~ほうとう風炊き込みご飯弁当~」が選ばれた。
左から、最優秀賞作品の「信玄さんも食べてくれるはず‼~ほうとう風炊き込みご飯弁当~」、
優秀賞作品の「カラフル!おいしい!まるっとみやぎ」、
優秀作品の「和歌山のおいしい!たのしい!ワクワク弁当」
同コンテストでは小学生を対象に、お気に入りのご当地食材や料理を取り入れたお弁当レシピを6月8日から9月15日にかけて募集。165作品の応募があり、工夫、作りやすさ、見た目、味を基準に審査された。いずれも「自分の住んでいる地域の良さを伝えたい」「おいしいので全国の人に紹介したい」「学校で地域の食材について学んだから取り組んでみた」「家族みんなが大好きな場所の食べものを紹介したい」など、想いのこもった力作の中から、最優秀賞1人、優秀賞2人、特別賞7人、努力賞10人の計20作品が決まった。入賞者へは、お米やJAタウンギフトカードなどを贈呈する。
最優秀賞作品に選ばれたレシピ「信玄さんも食べてくれるはず‼~ほうとう風炊き込みご飯弁当~」は、梨北米、甲州地どり、甲州天空かぼちゃ、大塚にんじんを使った郷土料理の「ほうとう風炊き込みご飯」に、「桃の肉巻き」(甲州富士桜ポーク、さくら白桃、大塚にんじん)、「干し柿サラダ」(山梨県産干し柿、山梨県産とうもろこし)、ぶどう(悟紅玉)といずれも山梨の食材がふんだんに使われた。
レシピを考えた飯干さんは「私は山梨県に住んでいるので、山梨にはおいしいお肉や野菜・果物がたくさんあることを紹介したいと思いました。また、私の大好きな郷土料理"ほうとう"と名産の果物(桃・干し柿)を、お弁当にもアレンジできないかと考えました」とコメント。審査員からは、「調理法に工夫があり炊き込みご飯(ほうとうご飯)に味噌を使うのは意外だが大変おいしかった。季節感があり、中でも桃の肉巻きが美味。お弁当名も工夫されていて、オリジナル感が味にも見た目にも調理法にも表れている。山梨県の食材がいっぱいの楽しいお弁当でした」と評した。
このほか、優秀賞作品は佐藤涼音さん(宮城県・小2)の「カラフル!おいしい!まるっとみやぎ」と、塚崎とみこさん(和歌山県・小6)「和歌山のおいしい!たのしい!ワクワク弁当」が選ばれた。
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