「第40回全農酪農経営体験発表会」と第16回全農学生「酪農の夢」コンクール開催 JA全農2022年12月14日
JA全農は11月25日、「第40回全農酪農経営体験発表会」と「第16回全農学生『酪農の夢』コンクール」を東京・大手町(日経ホール)で開催。最優秀賞に北海道別海町の浦部牧場と栃木県農業大学校の長谷川豪輝さんをそれぞれ選出し、YouTube Liveで配信された。
第40回全農酪農経営体験発表会表彰式
「全農酪農経営体験発表会」は、酪農家の経営安定と発展に寄与することを目的に毎年開催。全国の優れた酪農経営内容や経営技術などの事例を酪農家自身が体験を基に発表している。
今年は神奈川県の福田努さん・弥生さん、群馬県の石原玄明さん・津矢子さん、福島県の佐久間哲
次さん・愛美さん、香川県の広野豊さん・清子さん、熊本県の桐原将文さん・愛さんと、北海道の浦部雄一さんの代理、高橋裕人さん(道東あさひ農業協同組合)の計6戸の酪農家が発表し、北海道の浦部雄一さんが最優秀賞を受賞した。
また、第40回発表会の開催記念企画として「10年後の自分へ、10年後の未来へ」をテーマに、6人の発表者に加え、第32回発表会で最優秀賞を受賞した秋田県の柴田瑞穂さんと特別賞を受賞した千葉県の知久久利子さんが未来への目標や抱負を語った。
さらに、「第40回全農酪農経営体験発表会」の併催企画として、酪農の将来を担う学生を対象に開かれた「第16回全農学生『酪農の夢』コンクール」の表彰式も実施。このコンクールは、将来日本の「酪農」を担う畜産・酪農・農学などを学ぶ学生から、「酪農の夢」をテーマに作文を募集するもの。全国から100作品以上が寄せられた、日本の酪農に新たな息吹を吹き込む作品の中から、栃木県農業大学校の長谷川豪輝さんの「目指すは『楽農』経営」が最優秀賞を受賞した。
表彰式後には、酪農経営体験発表会に参加した6戸の酪農家と夢コンクールに参加した4人の学生との座談会を開催。酪農家から学生へ夢をかなえるためのアドバイスが送られた。同コンクールの作品は特設サイト出掲載。
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