冬休み期間にNPOなどへ牛乳を寄贈 ファミリーマートと連携 JA全農2022年12月26日
JA全農はファミリーマートと協力し、学校休校期間の年末年始に、「ファミマフードドライブ」の東京都内の5つの協力パートナー(NPOなど)に牛乳を寄贈。各協力パートナーが実施するこども食堂やフードパントリーなどの食支援の取り組みで活用される。
学校給食が休止となる冬休み期間に、家庭の経済環境などから十分な栄養を取ることができないこどもたちの健康が心配されている。一方、円安やウクライナ情勢などの影響で、生乳生産に必要な飼料などの価格が高騰。酪農経営は厳しい状況にり、長引くコロナ禍の影響も、業務用を中心に牛乳・乳製品の需要が回復をしていない。特に需要が落ち込む年末年始に向けて生乳の需要拡大が求められている。
こうした状況からJA全農は「ファミマフードドライブ」の協力パートナーのNPOなどに牛乳を寄贈し、年末年始の牛乳の消費拡大に取り組むとともに、冬休み期間のこども食堂やフードパントリーなどの食支援に役立てる。
「ファミマフードドライブ」は、ファミリーマートが地域で取り組む食支援と食品ロス削減の活動。ファミリーマート店舗に寄せられた家庭にある食べきれない食品を、地域の自治体やNPOなどの協力パートナーを通じて、支援が必要な人に提供しており、現在、全国の約2000店舗が取り組みに参加している。
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