島根県、JAしまね、島根県西部市町と有機野菜の産地づくりに関する連携協定締結 楽天農業2022年12月27日
楽天農業は12月26日、島根県、JAしまね、島根県西部市町(浜田市、益田市、大田市、江津市、川本町、美郷町、邑南町、津和野町、吉賀町)と島根県内での持続可能な有機野菜の産地づくりに取り組むことを目的に、有機農業に必要な人材育成、有機野菜の生産技術の確立・普及などの5項目について、連携協定を締結した。自治体、県域JA、民間企業の3者が有機野菜の産地づくりに関する連携協定を締結するのは、全国で初となる。
同協定により、島根県西部市町にある遊休農地等を、JAしまねからの苗や資材供給などのバックアップにより、楽天農業が有機野菜の農地として再生や作付けを行う。生産された野菜や島根県内の有機農産物生産者から買い上げた野菜は、楽天農業が所有する有機JAS認証を取得した工場で加工。インターネットや小売店での販売を通して全国に提供する。
島根県農業技術センターや楽天農業は栽培技術の確立・普及を図り、県農林大学校や市町、JAと連携して有機農業に必要な人材育成にも取り組み、県内における有機農業の生産拡大・産地化を目指す。また、高齢化等による農業人口の減少、それに伴う技術継承の問題や遊休農地の増加などが懸念される県内農業において、新たな有機農業モデルの実現を目指す。
楽天農業は、「日本の農業の課題を解決し、農業を通じて日本をエンパワーメントする」をミッションとし、安心・安全で高品質な「100%国産オーガニック野菜」の露地栽培から、楽天農業が所有する工場での加工・梱包、楽天グループの農業サービス「楽天ファーム」等を通じた全国へ商品を提供。これまでも、各地域での農業を通じた地域振興等を目的とした協定を、各自治体と締結している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































