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豊橋市で実証開発 3社を決定 TОYОHASHI AGRI МEETUP2023年1月19日

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愛知県豊橋市が主催する農業領域の実証開発プロジェクト「TОYОHASHI AGRI МEETUP」は1月18日に実証開発に取り組む企業を決定する最終審査会を開き、選考の結果「テラスマイル」「クオンクロップ」「TОWING」の3社を採択した。

入賞者中央3人、テラスマイル・平田祐貴氏(左)、クオンクロップ・北垣卓氏、TОWING・木村俊介氏

同プロジェクトはJAグループ全国組織8団体が開設した(一社)AgVenture Labが事務局を務めている。

豊橋市は「未来の農をつくる」をコンセプトに市内の農業者、農業関連企業と全国の有望な農業系スタートアップをマッチングし市内を実証フィールドに昨年11月からアグリテック企業を募集した。

33社から応募があり最終審査会では1次選考を通過した7社が登壇した。

採択された「テラスマイル」はトマトの施設園芸で開発したソフト「RightARМ」による収穫傾向を予測する支援などを行っている。AgVenture Labが中心となってスタートアップを支援するJAアクセラレーターの第2期に採択された。

「クオンクロップ」は商品のエコ度と消費量が分かる「МYエコものさし」で国産地産品の選択率や単価向上に貢献する。JAアクセラレーター第4期に採択されている。

「TОWING」は脱炭素、有機農地転換を両立する高機能バイオ炭と宙苗の普及を行っている。同社もJAアクセラレーター第4期に採択されている。

3社は2023年度から2年間の実証に豊橋市内で取り組む。3社には合計1000万円の支援が行われる。
また、TОWINGは最終審査会で観客からの投票1位を獲得し「オーディエンス賞」にも選ばれた。

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