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将来のJAを担う若手リーダーを養成 JA全中戦略型中核人材育成研修 25人が成果発表2023年2月20日

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JA全中は2月16、17の両日、東京・大手町のJAビルでJA戦略型中核人材育成研修会全国発表会を開いた。将来のJAを担う若手リーダーを養成する目的で毎年、各都道府県で開かれている研修の修了リポートで優秀な成績を修めた25人が発表。各自の発表から、特に提案の要点をまとめた。

修了者25人が研究成果を発表修了者25人が研究成果を発表

▼JAあきた白神 児玉公大

「農業者等との信頼関係の構築~ファーストコールバンクとなるために~」

他行との競合が激しくなるなかで、相談される農業融資体制を確立する。そのため、業務の無駄や偏りを是正し、十分な相談活動の時間を確保する。

▼JAしもつけ 三柴真希

「未来の顧客確保に向けて~若手層への資産形成のすすめ~」

投資信託の取引が少ない若年層向けセミナーの開催やSNSのショート動画を活用したPRが必要。若年層は長期的な取引ができ、JAのほか事業へのシナジー効果が期待できる。

▼JA東京むさし 青木久明

「末永く存続する為に~JA東京むさし株式会社~」

JAの存在価値は農業者(組合員)にある。JA存続のためには、株式会社同様、競合他社との競争に勝ち収益の確保が必要。貯金配当は貸出金配当にシフトチェンジする。

▼JAしまねくにびき地区本部 野津智子

「必要とされるJAを目指して~JAと次世代をつなぐ相談サポートの構築~」

対面と非対面サービスを融合させる。キャッシュレスの非対面チャネルを構築するとともに、来店予約のサービスを導入し、相談内容を把握し、担当者を割り当てる。

▼JAえひめ中央 藤田宏明

「アフターコロナを見据えた事業戦略について~信用事業を基軸とした事業間連携強化に向けて~」

規制緩和による観光客、イベントの増加に対応して民間のホテル宿泊者に旅行センタークーポン券を配布する。サブスクリプションによる農産物の配送サービスを導入する。

▼JA高知県 田村竜

「持続可能な店舗体制の構築について」

支所人員不足は、昼食を全員一斉にとることで交代をなくし、営業時間は常に全員で対応する。また支所や出張所などをグループ化し人材をローテーションさせる体制を導入する。

▼JAごしょつがる 笠井貴宏

「地域りんご生産の持続的発展を目指して」

産地持続のためリンゴの体験型農園を開設する。利用者をJAのサポーターにする。またJAの冷蔵施設の有効利用のための保管受託、販売面ではサブスクリプションを導入する。

▼JAやまがた 古内拓己

「地域農業の振興に向けて~JA出資型農業法人による農業経営と担い手創出に向けた取り組み~」

販売事業が減少する状況下で、JAは主導的に農業法人を設立する。法人が農地を取得し、自ら生産することで地域の農業振興をはかる。

▼JA会津よつば 坂内孝礼

「"食べる"以外のコメの活用方法を求めて~プラスチックや燃料資源としての米の可能性は~」

今までと異なる米を作る必要がある。米を利用したプラスチック、稲わらのバイオ燃料などへの可能性がある。会津の米や美しい水田の姿を後世に残していくための方策とする。

▼JA山梨みらい 齋藤秀一郎

「直売所から、みらいへつなげる」

若い世代の集客にはSNSを活用する。売り場の情報をリアルタイムに旬の情報、コンテンツ型の情報を提供する。品物の融通や仕入れ先の統一など合理化が求められる。

▼JA晴れの国岡山 秋山原権

「組合員の総合的なサポートを目指して~職員の営農知識の向上に向けて~」

支店が金融に特化し、購買営農と触れ合う機会が減った。職員一人ひとりが営農の窓口になるよう、農繁期の前の3月に職員向けの研修会を開き、協同の意味を再度確認する。

▼JAあわ市 横山浩祐

「JAあわ市購買事業における営農渉外員の役割について」

営農経渉外員の役割が大きい。さまざまな研修を受け、知識・姿勢の成熟した職員になることで、職員からは、やってみたい部署、組合員からは求められる人材を育てる。

▼JA菊池 永田喬子

「変化・成長 きくちのまんま」

直売所の利用者にとって営業時間や売り切れなどによる購入機会の喪失を防ぐため、オンラインによる商品情報、スマートロッカーによるサービスを取り入れる。

▼JAおおいた 帆足直人

「大型配送拠点と独自流通網の整備~合併農協の強みであるスケールメリットを活かすために~」

41店舗あり、発注を分散せざるを得ず、合併のメリットが出ない。大ロットで1業者に1カ所一括納品にするため大型配送拠点をつくる。独自の流通網を構築する。

▼JA南さつま 山神脩太

「新たなお茶ビジネス~"なんとなく飲む"を"当たり前"に~」

お茶の消費は伸びしろがある。サブスクリプション方式のビジネスモデルを確立する。ボトルで顧客に提供し、飲み終わったら返却する。それがJAへの来店のきっかけにもなる。

▼JAいわて花巻 高橋幸太郎

「他部門を知り、結集しよう~アンテナを張りなおす~」

部門を超えた実地研修、職場内広報誌の作成、他部門の取り組みが分かるアンテナ表の作成、文書配布時の一斉統一声掛けを行う。これらを繰り返し、情報をキャッチし易くする。

▼JAみやぎ登米 遠藤公訓

「組合員と共に歩み続けるJAを目指して」

準組合員総代の設置、JAポイントサービスの導入とアクティブメンバーシップを確立する。部門間連携強化のための会議(プロジェクトチーム)の設置を進める。

▼JA北つくば 仁平高行

「JA北つくば業務効率化について~労働力確保が難しくなっていく環境下での業務の在り方~」

AI技術を活用したOCRの仕組みやサービスで業務を効率化する。それによってワークライフバランスを改善して育児・就労を両立させ、少子化対策につなげる。

▼JAはぐくみ 小和瀨博子

「JA支店を地域活性化の舞台にするために"こころ"と"暮らし"の幸せ追及~JA支店をファンミーティングの場に~」

JA支店で、若手職員をリーダーとした未来へつなぐプロジェクト「JAはぐくみ探検隊」を設け、さまざまな活動をする。人が集まり相談できる支店として地域に貢献する。

▼JAあおば 森田 潤

「次世代(若い世)とJA~部門別リーダー、ワーキングチームの確立~」

部門間でリーダーを選出してワーキングチームを立ち上げ、情報交換、部門を超えたアイデアを実現する。実現した事例は表彰し、会議への出席を所属長は認めるようにする。

▼JAレーク滋賀 田村亜紀子

「子ども農業塾~地域で必要とされ続けるJAであるために~」

放課後を利用して農業を学ぶ農業塾をつくる。耕作放棄地や遊休農地、支店の空き倉庫などを利用。組合員はアドバイザーとして支援し、地域コミュニティーとしての農業塾とする。

▼JA鳥取西部 清水 剛

「デジタル技術活用によるJA自己改革~組合員との関係強化を目指して~」

組合員・利用者との新たな接点として付加価値を提供するためのデジタル店舗を開設する。時間と場所の制約が解消されることで利用性の向上が期待できる。

▼JA福山市 毎熊宏之

「フォトウェディング事業参入による若年層顧客取り込みについて」

結婚披露宴をせず、好きな衣装、好きな場所で撮影し、その写真をSNSで親しい人とシェアする。家族の始まりに関わることで、JAとのつながりを深めることができる。

▼JA山口県 峯重卓哉

「若年層とJAをつなぐ~将来のJAのために今すべきこと~」

組合員の高齢化が進むなかで、子どものいる若年層をターゲットにする。特にこどもくらぶを拡大する。金融共済部のこどもくらぶと総務管理部のちびっこ倶楽部の連携が課題。

▼JAこばやし 黒仁田真一

「いまこそ!JAこばやしDX戦略2023~2025~全部門の業務効率化・デジタル化による全体的成果・生産性向上~」

バックオフィス業務の徹底的な効率化・デジタル化の浸透した組織風土を醸成する。全体適正化(要員配置)、現場力強化(生産性向上)で対面・デジタルの両方に強いJAにする。

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