ベンチャー留学事業開始 JA職員成長促す あぐラボ2023年4月6日
JAグループのイノベーションの拠点「AgVenture Lab」(あぐラボ)は4月6日、JAグループ社員とスタートアップ企業の人材仲介を行うことで、JAグループ職員の成長を促していく研修事業「ベンチャー留学『Next Stage』」を同日から開始したと発表した。3年目に計100人の仲介を目指す。
あぐラボは、スタートアップ企業を募集・選抜し、短期間で集中的に成長支援し、新ビジネス・サービス開発につなげるプログラム「JAアクセラレーター」に取り組んでいる。2022年までの4期で33社の支援をしており、この実績を今回の事業で生かす。スタートアップ企業から獲得したい人材を募り、JAグループのニーズにあわせマッチングしていく。
同事業の背景には、以下のようなJAグループにおける人材育成の悩みがある。
1. 新しい価値を創るイノベーティブな人材を育成したい
・新規事業、事業開発を進めたいが実践経験がある人が少ない
2. 経営幹部候補・リーダー育成に課題がある
・研修やMBA以外に、現場に近いビジネス上の実践経験を積ませたい
3. 職員や就活中の学生の期待に応えていく必要がある
・若手は社会への価値提供や自己成長を期待している
4. 組織風土を変えていきたい、働き方を変えていきたい
・守りから攻めへ社風を変化させたい
・DXツールを活用し、新しい働き方を根付かせたい
JAグループ職員がベンチャー企業、グループ企業で働き、その経験を「留学元」のJAグループ各社に持ち帰り、事業開発などに生かす。同研修事業を通じ、職員が現在の職場では経験することが難しい、新規事業計画や事業開発の成功・失敗体験を経験することで、職員の成長とJAグループの内発的な変革を促すことが狙いだ。全国連職員からスタートするが、県連・JAの職員にまで拡大していく。
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