「今金男しゃくオーナー制度」15日から受付開始 JA今金町2023年5月8日
JA今金町は、地理的表示(GI)保護制度に認証された「今金男しゃく」と、JA今金町オリジナル加工品をセットにした「今金男しゃくオーナー制度」の受付を、5月15日から開始する。
「今金男しゃく」は、昭和30年に「今金男しゃく」として銘柄を確立し、60年以上にわたって品質へのこだわりを追求してきた。種芋は原種・種子・食用と親子三代を同町内で生産され、13.5%と高いライマン価(でんぷん量)を基準値とするなど、徹底した品質管理を実施。2019年9月に、農産物などに与えられる国のお墨付きである「地理的表示(GI)保護制度」を取得した。
また、今金男しゃくオーナー制度は、GI登録を契機に、産地からの情報発信・地産地消の促進を目的として2021年6月に設立。今金男しゃくは、9割以上が東京など関東地方へ出荷されていることから、北海道民の認知度が低く実際に食べられる機会も少なかったため、JA今金町は、「もっと今金男しゃく食べて欲しい、今金町を知って欲しい」という想いから、2021年7月に道民限定でオーナー制度を始めた。初年度は、500口以上の参加数で、道外からも多数問い合わせがあったため、令和4年度からは取り組みを全国に拡大した。
全国的に農業者人口が減少し国産ジャガイモの生産量も減少する中、今金町でも地域を支える農業者が持続的に農業を行い食料の生産を続けていくための仕組みが必要となる。JA今金町はその一環として、同制度を通じて産地を知り地産地消に繋げ、農村が持続していける好循環の一助となることをめざしている。
「今金男しゃくオーナー制度」では、今金男しゃく3キロの他、JA今金町オリジナルカレー4個(「今金男しゃく黒毛和牛カレー」濃厚まろやか2個、スパイシー2個)など10点が入った加工品の詰合せを届ける。また、11月には札幌市でオーナーと「今金男しゃくフォーラム&スープカレーパーティ」を開き、交流の場を予定。「商品を販売する」だけではなく、消費者とともに今金町と「今金男しゃく」を盛り上げたいという想いを「オーナー制度」に込めている。
◎「今金男しゃくオーナー制度」概要
詰合せ内容:一口につき以下の10点が1セット。
・今金男しゃく3kg
・JA今金町オリジナルカレー4個(「今金男しゃく黒毛和牛カレー」濃厚まろやか2個、スパイシー2個)
・JA今金町オリジナルレトルトご飯3個(「今金濃米」ななつぼし・ふっくりんこ・ゆめぴりか各1個)
・ポテトチップス今金男しゃく2個
受付期間:5月15日~9月30日(10~11月に発送予定)
参加料:道内に配送は一口6500円/道外に配送は一口7000円
募集口数:800口
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日