大井競馬場で「船橋にんじん」を無料配布 22日 JAいちかわ2023年5月17日
JAいちかわは5月22日、東京都品川区の大井競馬場で「船橋にんじん」を無料配布する。
同JAはたい肥の原料として馬ふんを大井競馬場から購入し、野菜や梨などの生産者に販売、馬ふんたい肥を利用して栽培している。
馬ふんたい肥は「船橋にんじん」の生産には欠かせないものとして、古くから春夏にんじんの産地を支えてきた。
競馬場から畑に運ばれる馬ふん
こうした競馬と農業との関係を知ってもらおうと同JAでは2011年からイベントを実施してきた。コロナ禍の影響でレース自体が中止となりイベントが開催できない年もあったが、今年は5月22日(月)午後5時から大井競馬場G-FRONT入口付近で同JAの役職員が先着500人に「船橋にんじん」を無料配布する。
農家が完熟たい肥にして利用
「船橋にんじん」は2013年にJAいちかわが船橋市内で生産するにんじんの価値向上と産地強化のため取得して地域団体商標。
当日の第9レースは船橋にんじんJAいちかわ賞レースとして実施される。
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