農業分野の脱炭素推進で(株)フェイガーと業務提携 農林中金2023年6月12日
農林中央金庫は、農業由来のカーボンクレジットの生成で農業者の脱炭素の取り組みを支援している(株)フェイガーとの業務提携を6月9日発表した。
フェイガーは、農業者への脱炭素の取り組み支援とクレジット化を通じた収益化を行う日本初のスタートアップ企業で農業者による温室効果ガスの削減効果(削減量や吸収量)をクレジット(排出権)として販売し、その収益を還元する事業をめざす。2022年7月に設立し、2023年度は10都府県、20地域、100以上の農業者を対象にしたプロジェクト組成を見込む。また、24年度はタイやミャンマーなど海外プロジェクトをスタートさせる。
農林中金は同社との提携で幅広い農業者に脱炭素農業とカーボンクレジット化による提案を行うことで農業の脱炭素化を促進することめざす。
具体的には日本水稲作付面積140万haに対して300万t-CО2の温室効果ガス(GHG)削減と、牛のメタンガス削減について乳用牛140万頭、肉用牛260万頭に対して240万t-CО2のGHG削減の実現をめざす。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(133)-改正食料・農業・農村基本法(19)-2025年3月15日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(50)【防除学習帖】第289回2025年3月15日
-
農薬の正しい使い方(23)【今さら聞けない営農情報】第289回2025年3月15日
-
イタリア旅行の穴場【イタリア通信】2025年3月15日
-
政府備蓄米 初回9割落札 60kg2万1217円 3月末にも店頭へ2025年3月14日
-
【人事異動】JA全共連(4月1日付)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年3月14日
-
(426)「豆腐バー」の教訓【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月14日
-
実需者と結びつきある飼料用米 支援継続を 日本農業法人協会2025年3月14日
-
オホーツクの恵み 完熟カボチャからフレークとパウダー JAサロマ2025年3月14日
-
日本一の産地の玉ねぎがせんべいに 産地の想い届ける一品 JAきたみらい(北海道)2025年3月14日
-
みおしずくがクッキーに 日野菜漬はふりかけに JAグリーン近江(滋賀県)2025年3月14日
-
地域の歴史受け継ぎ名峰・富士の恵み味わう かがり火大月みそ JAクレイン(山梨県)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全厚連(4月1日付)2025年3月14日
-
高まるバイオスティミュラント普及への期待 生産者への広報活動を強化 日本バイオスティミュラント協議会2025年3月14日
-
岩手県大船渡市大規模火災での共済金手続きを簡素化 JA共済連2025年3月14日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第107回2025年3月14日
-
3月14日は「蚕糸の日」 大日本蚕糸会2025年3月14日
-
種苗・農産物輸出の拡大に向けた植物検疫のボトルネック解消「農研植物病院」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年3月14日
-
【役員人事】農中信託銀行(4月1日付)2025年3月14日