高校生招き地場産食材でバーベキュー JA鹿児島きもつき2023年6月21日
JA鹿児島きもつきは地元の農産物の良さを知ってもらおうと6月17日、鹿屋市の肝属中央家畜市場を会場に高校生を招きバーベキュー大会を開いた。こうした体験を通じ地元の良さを知ってもらい、地域を盛り上げようと思う次世代づくりの応援の一環として開催した。
バーベキューを楽しむ高校生ら参加者たち
同JAは合併30年を記念して「感謝、そして未来創造」をテーマに組合員をはじめ地域住民にさまざまなイベントを実施している。スローガンは「熱くなれる仲間とともに、チームきもつきの未来を創ろう」。
高校生を招いてのバーべキュー大会はその一環で、当日は7校から350人が参加、地元の黒毛和牛や豚肉、新鮮な野菜を存分に味わった。また、同JAが友好協定を結んでいるJAさがえ西村山(山形県)のサクランボやJAいちかわ(千葉県)の梨ウォーターもふるまわれた。
参加した鹿屋中央高校調理クラブの生徒は「地元の食について考えるイベントでどれも絶品でした。他の高校と交流を深めることができました」と話した。当日は雨模様にも関わらず、ほとんどの生徒が単車や自転車で会場に集まった。なかには管内最南端の高校から片道30kmを自転車で駆けつけ、お腹いっぱい食べて元気に帰っていった生徒たちもいたという。
参加した高校生と下小野田組合長(右から4人目)
同JA事業革新部の小島部長は「高校ごとに感想も話してもらいました。コロナ禍で何もできなかった高校生たちにあれほど喜んでもらえ、開催してよかったと思っています」と話す。
同JAでは7月には次世代応援の取り組みとして管内の幼稚園、保育園、認定こども園70施設の子ども約5300人に地元の牛肉とサラダごぼうを給食用の食材として提供することも予定している。
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