元西武監督の辻氏ら元プロ野球選手が熱血指導 埼玉県越谷市で「JA全農WCBF少年野球教室」開催2023年6月26日
王貞治氏が理事長を務める世界少年野球推進財団(WCBF)は6月24日、「JA全農WCBF少年野球教室」を埼玉県越谷市の「越谷市民球場」で開催。元プロ野球選手ら豪華な講師陣が野球少年たちに直接指導を行った。
子どもたちに野球を直接指導した辻氏(中央)と中畑氏(右)
元プロ野球選手が講師を務めるこの教室は、今年で31年目を迎えた。越谷教室には、同市の少年野球の22チーム、小学生、指導者、保護者ら計213人が参加。小林雅英氏(ロッテOB)、田村藤夫氏(日本ハムOB)、中畑清氏(巨人OB)、辻発彦氏(西武OB)の元プロ野球選手4人が直接指導した。
開校式では、中畑講師が「この教室は王理事長が子どもたちに野球を楽しんでもらうために始めました。本日はしっかりと学んでください」とあいさつ。続いて全農埼玉県本部の田口管理部長は、「スポーツをする上で食事はとても重要。国産農畜産物をたくさん食べて、また熱中症にならないよう、気を付けて楽しんでください」とあいさつした。また、全農埼玉県本部から各講師に「彩の国黒豚ロース・バラスライスダブルセット」が贈られた。
野球教室は、ウォーミングアップ後、全講師で走塁の基本をレクチャー。小林講師による投げ方の基本では「前に投げようとすると頭が前に出る。頭はしっかり軸足の上に残すと良い球が投げられる」と指導した。また、投手、捕手、内野手、外野手のポジション別に分かれ、「投げる」「捕る」「打つ」「走る」などの基本を分かりやすく指導。子どもたちは講師のアドバイスを聞き、真剣な表情で実技に取り組んでいた。また、バッティングの基本では、中畑講師と辻講師が実際にバッティングを披露。「今は技術より、しっかり前に飛ばすための基本を学ぶことが大切」と子どもたちに伝えた。
野手の指導をする中畑講師
指導者講習会では、トレーナーの吉田直人氏が、ケガを予防するためのストレッチやトレーニング方法について実技を交えて講義。また、スポーツ栄養教室では、 管理栄養士の阿部菜奈子氏が、保護者を対象に成長期の子供に必要な栄養や運動時の食事の摂取などについて講義を行った。
参加者には、全農埼玉県本部から狭山茶ペットボトルが、全農より「包装餅」のほか、協賛各社からは国産農畜産物などが贈られた。
野球教室の様子は、全農の公式Twitter「全農広報部スポーツ応援」で発信している。
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