再保証残高6兆3000億円台 過去最高額 全国農協保証センター2023年6月28日
(一社)全国農協保証センターは6月27日、東京都内で定時総会を開き2022年度の事業報告・決算を承認した。
全国農協保証センターは、准組合員に対する貸付金について基金協会・県保証センターが保証を行った場合、その保証債務を再保証する信用保証機関。
2022年度は持ち家住宅の新設着工戸数の減少を主因として、再保証新規引受額は前年度比914億円減の7844億円となり5期にぶりに減少した。ただ、年度末再保証残高はこれまでの引受額拡大基調を受けて同3496億円増の6兆3762億円と過去最高額を更新した。
一方、代位弁済は16億円で前年度比3億円増となったが、求償権残高は同2億円減の70億円となり減少傾向が続いている。
総会では役員全員の任期満了にともない新役員が選出された。
【再任】
▽代表理事理事長:大川良一(県域信用事業を代表する者の全国代表、神奈川県信連経営管理委員会会長)
▽代表理事常務:海老沢史郎
▽理事:櫻井宏(岐阜県農業信用基金協会会長理事)
▽理事:次本圭吾(和歌山県信連経営管理委員会会長)
▽理事:川田淳次(農林中央金庫常務執行役員)
【新任】
▽理事:梶田敏博(北海道農業信用基金協会会長理事)
▽理事:城田恆良(東京都農業信用基金協会会長理事)
▽理事:田村清己(島根県農業信用基金協会会長理事)
▽理事:中條秀二(鹿児島県農業信用基金協会会長理事)
▽理事:鈴木悌二郎(系統債権管理回収機構代表取締役社長)
▽監事:岩崎眞次(福井県農業信用基金協会会長理事)
▽監事:久岡隆(高知県信連経営管理委員会会長)
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