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雨宮勇氏の功績讃える 前JA全厚連会長の叙勲を祝う2023年7月25日

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令和5年春の叙勲で旭日中綬章を受章した全国厚生農業協同組合連合会前経営管理委員会会長の雨宮勇氏の受章祝賀会が7月24日、東京都千代田区のホテルニューオータニで開かれた。国会議員をはじめ系統組織から約100人が出席し、雨宮氏の功績を讃えた。

花束を受ける雨宮勇氏(右端)とご子息の一路氏(右から3番目)花束を受ける雨宮勇氏(右端)とご子息の一路氏(右から3番目)

同氏は、自ら農業を営み、高冷地のカーネーション栽培が全国に例の無い中、平均標高1000メートルを超える地元長野県諏訪郡富士見町においてカーネーションの一大産地形成に尽力された。

その農業振興の手腕を請われて旧諏訪みどり農協(現信州諏訪農協)の組合長を務め、また、長野県農協五連会長に就任し、米やシャインマスカット等の輸出拡大、台風19号により被害を受けたりんご園地の復興に精力的に取り組むなど、長野県の農業・農協運動に貢献。平成29年7月から令和2年7月まで、JA全厚連会長を務めた3年の間には新型コロナウイルス感染症への対応に尽力した。

発起人代表の山野徹・JA全厚連会長は「新型コロナウイルス感染症への対応など、厚生連をめぐる環境が大きな転換を迎える中、雨宮氏には、卓越したリーダーシップを発揮いただき、医療業界と連携するなどし、政府、自民党に対する要請活動に取り組んだ結果、今日にいたるまで新型コロナウイルス感染症対応を継続することができた。協同組合活動を通じた地域社会の発展や地域医療の充実に貢献してきた」と、祝辞を述べた。

来賓として森山裕衆院議員が(新型コロナ対応で)「(厚生連病院が)最後の砦である地域の医療体制に貢献した」、野村哲郎農相が「赤字続きの厚生連を(コロナ下で)立て直した」と、その功績を讃えた。

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