生産者とリアルタイムで繋ぐ「オンライン牧場体験withルミネアグリプロジェクト」開催 JA全農2023年8月25日
JA全農は酪農と牛乳・乳製品の魅力を発信するため、子会社の協同乳業と連携して取り組む「酪農の輪プロジェクト」の一環で、『オンライン牧場体験withルミネアグリプロジェクト』を8月23日に開催。株式会社ルミネと連携し、商業施設「ルミネ」の客と生産者をリアルタイムで繋いだ。
配信当日に産まれた子牛の「ルミネちゃん」(左)と牧場主の山岸さん(中央)、北出さん
「酪農の輪プロジェクト」は、牛乳の消費拡大と生産基盤の安定に資することを目指し、消費者・流通と酪農家との相互理解の促進や、牛乳・乳製品の魅力を発信する取り組み。今回は、都会と畑を結んで食の出合いと学びの機会をつくる、ルミネの農業プロジェクト「ルミネアグリプロジェクト」と、「酪農の輪プロジェクト」とのコラボ企画で、オンライン牧場体験を通じて酪農と牛乳・乳製品の魅力を配信した。
配信では、北海道のJA士幌管内にある山岸牧場の山岸利明さんと娘の北出愛さんが出演。抽選で当選した20組に搾乳や給餌、糞尿処理について、事前に送付した牛の餌や牛ふん堆肥などの教材を使い、牧場の"匂い"を感じてもらいながら解説した。
配信の参加者
参加者からは、「産まれたばかりの子牛に初乳を飲ませると聞いたけど、お母さん牛から直接飲むことはないの?」「牛さんの性格でエサの食べ方は違うの?」など次々に質問が飛んだ。また、「いつも飲んでいる牛乳は酪農家さんが丁寧に牛さんを育てているからおいしい牛乳を飲めるということが分かりました」などの感想があり、オンライン牧場体験を通じて命の大切さや、牛乳・乳製品への愛着を深めた。
JA全農はルミネと協業し、今後も農畜産業に関する理解醸成や国産農畜産物の消費拡大に向けた取り組みを予定。11月11日~12日の2日間で新宿東口駅前広場(ルミネエスト前)で牛乳・乳製品の販売や模擬牛の展示など酪農の理解醸成や牛乳・乳製品の消費拡大を主な目的とした「ニッポン応援マルシェ」の開催を予定している。
重要な記事
最新の記事
-
路線バスを使おう【消費者の目・花ちゃん】2025年1月11日
-
シンとんぼ(124) -改正食料・農業・農村基本法(10)-2025年1月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (41) 【防除学習帖】第280回2025年1月11日
-
農薬の正しい使い方(14)【今さら聞けない営農情報】第280回2025年1月11日
-
R・ケネディ・ジュニア氏が米国農務省長官顧問に指名された意味(2) 国際ジャーナリスト 堤未果氏2025年1月10日
-
鳥インフル 愛知県で続発22、23、24例目2025年1月10日
-
農地面積 1.1万ha減 目標面積下回る 2023年2025年1月10日
-
米価の見通し「高くなる」判断 過去最高値の「76」 米穀機構2025年1月10日
-
今年の一文字は「進」 山野JA全中会長2025年1月10日
-
(417)100年の流れ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月10日
-
JA貯金残高 108兆6262億円 11月末 農林中金2025年1月10日
-
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月10日
-
高校生が和牛飼育の取り組み競う「第8回和牛甲子園」16日から開催 JA全農2025年1月10日
-
愛知県産バラで新年を祝う「新春 バラ花束25%OFFキャンペーン」開催中 JAタウン2025年1月10日
-
「博多あまおう」5%OFF「あけおめ!あまおめ!新春セール」開催 JAタウン2025年1月10日
-
本日10日は「魚の日」福島県常磐沖産ひらめ漬け丼など特別価格で販売 JAタウン2025年1月10日
-
濃厚な甘さと豊かな香り「岐阜県産いちご『濃姫』フェア」12日から開催 JA全農2025年1月10日
-
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」JA直売所などで開催 JAふじ伊豆2025年1月10日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年1月10日
-
ホスピス在宅「ビーズの家」運営のbeadsへ出資 農林中金キャピタル2025年1月10日