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あぐラボ発の開発製品 農産物直売所のための『JAサイネージ』普及拡大へ AgVenture Lab2023年10月25日

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農産物直売所向けのデジタルサイネージ(電子看板)、その名も『JAサイネージ』が10月11日~13日に千葉市幕張メッセで開催された「第13回農業WEEK」の「AgVenture Lab(あぐラボ)ブース」内で展示され、来場者の関心を集めていた。

55インチモニターの前で『JAサイネージ』の機能を紹介する島田憲明氏55インチモニターの前で『JAサイネージ』の機能を紹介する島田憲明氏

デジタルサイネージのJA直売所版である『JAサイネージ』は、あぐラボ発の開発製品となる。現在、プロトタイプ前のPOC(コンセプト実証)段階だが、兵庫県JAたじま、和歌山県JA紀南、JA東京むさしの3直売所で利用が始まっており、オープンイノベーションの観点から、会場では更なるJAの参加を呼びかけた。

『JAサイネージ』の事業化に取り組んでいるのが、あぐラボマネージャーの島田憲明氏。ブース内で55インチのディスプレイを使って、スマホだけでタイムリー&簡単に宣伝できる、その利点を紹介し、機能開発などに協力してもらえるJA直売所を募集していた。

通常のシステム構築は外部のSIベンダーを入れるケースがほとんどだが、今回は農林中金のシステム子会社のエンジニアだけでつくるアプリ開発チームを立ち上げてアジャイル開発した。したがって、プロダクトオーナーはあぐラボとなる。

通常のデジタルサイネージは、USBストレージから画像を取り込んで使う場合が多く、ユーザーからは「事前にパソコンで画像データなどを登録しないとディスプレイに写せない」「システムが複雑でコンテンツの入れ替えができない」といった声が多く聞かれる。結果としてデジタルサイネージがうまく利活用されずにコンセプトムービーの流しっぱなしになっている直売所も多い。

こうした課題の解決に向け、『JAサイネージ』では、直売所の店舗スタッフでも手軽に操作できるようにシンプルなシステム設計を心がけた。具体的には①スライドを作る機能②作ったスライドの何を流すかを選ぶ機能の二つに絞った。「クラウドシステムを通じて、スマホで簡単にサイネージが表示できるため、モニターさえあればすぐに利用開始できる」と島田氏はその利便性を強調する。

JAサイネージのスマホでの操作画面JAサイネージのスマホでの操作画面

直売所に農産物を供給する生産者からは、凝ったスライドではなく、持ってきた野菜をすぐ写真に撮って載せたい、というニーズの方が高い。このため自分のスマホ写真を選べたり、インスタグラムに写真を投稿するような手軽なシステムになっている。

島田氏によれば、現在、JA直売所は全国に1700ヵ所以上あるといわれ、そのすべてが『JAサイネージ』の導入対象となる。さらに、このシステムはJA以外でも使えるので、現在、道の駅でも話が進んでいるという。来年をめどに普及拡大を図る考えだ。

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