石川佳純が子どもたちに卓球指導「47都道府県サンクスツアー」富山県で開催 JA全農2023年12月5日
JA全農は12月2日、全農所属で元卓球日本代表の石川佳純さんによる卓球教室「全農presents石川佳純47都道府県サンクスツアーin富山」を富山県氷見市の氷見市ふれあいスポーツセンターで開催した。
富山県で開催された「石川佳純47都道府県サンクスツアー」
「石川佳純47都道府県サンクスツアー」は、石川さんが全国各地の人々との交流を通じて、卓球の魅力やスポーツの楽しさを伝えることを目的として開かれ、今回で12回目の開催となる。全農主催は2022年10月の愛媛県での開催に続き3回目。
イベント開催に先立ち、全農 富山県本部の西井秀将本部長が「石川さんから色々なことを教わり明日からの練習に生かしてください」と子どもたちを激励。また、石川さんは「今日は皆さんと楽しく卓球ができることを楽しみにしていました。明日からの練習の参考になることが何か一つでも伝えられれば」と意気込みを語った。
当日は、世界で活躍してきた石川さん自らプレーを披露するとともに、富山県内の小学3年生から6年生までの51人を対象に直接指導。トークショーでは石川さんが"食"にまつわる経験談を語ったほか、自身の小学生時代についても触れる場面があった。子どもたちは開催地・富山県の農畜産物に関するクイズを楽しんだほか、石川さんへ競技や食に関することなどを質問し交流を楽しんだ。
鈴木李茄選手との模範試合も披露
会場では、石川さんが子どもたちがプレーする卓球台を1台1台まわり、声をかけながら、ラケットや身体の使い方を丁寧にアドバイス。また、スパーリングパートナーの鈴木李茄選手との模範試合を披露する場面では、迫力あるラリーに歓声があがった。
子どもたちにプロの技を披露する石川さん
実技のあとに行われた「スポーツと食」をテーマにしたトークショーで石川さんは、開催地の富山県について「富山は食べ物が全ておいしいなという印象」と笑顔で回答。また、引退した今の思いとして「改めて練習の大切さを実感している。選手の最高のパフォーマンスは日々の練習が作っているなと感じています」と語った。
普段から食事に気を遣っているという石川さんは、現役引退後の食生活について「引退直後、好きなものに偏った食事をして、体力が落ちてしまいました。風邪をひかない、怪我をしないためには食べることがすごく大事ということを改めて感じた。皆さんも今日から意識してください」と話し、卓球をする子どもたちに食事の大切さを語った。また、「食べることが体を作る。食べることは強くなるためのトレーニングの一つで、心技体という言葉があるようにしっかり食べて、練習して、勉強してください」とメッセージを送りました。
参加した子どもに石川さんから修了証が手渡された
トークショー後に行われたクイズコーナーでは、「富山県入善町の特産品『入善ジャンボ西瓜』の平均的な重さは20kgほどである〇か×か」など、開催地・富山県の農畜産物にまつわる問題が出題された。子どもたちはクイズを通して、地元富山県の農畜産物について楽しく学んだ。
また、子どもたちからの質問コーナーでは「試合前の勝負飯は何ですか」という質問に、「勝負飯はおにぎりです。試合の時は炊飯器をもっていっておにぎりを作っていました」と石川さん。笑顔で子どもたちとの交流を楽しんでいた。
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