「宮崎県産日向夏サワー」12日から順次発売 JA全農2023年12月11日
JA全農は、国分グループ本社と共同開発した「宮崎県産日向夏サワー」を発売。グループ会社の全国農協食品を通じて、セブンイレブンの九州エリア(約2400店舗)で12月12日から先行販売し、同26日から関西エリア(約2900店舗)で販売する。また、全国のイトーヨーカドーとヨークでも2024年1月15日から順次販売する。
宮崎県産日向夏サワー
「日向夏」のルーツは、1820年頃、現在の宮崎市の民家で発見された1本の木と言われ、今では宮崎を代表する特産果実として広く栽培されている。太陽の光をたくさん浴びた日向夏は、表皮と果肉の間にある真っ白なドレス(白皮)にほのかな甘みがある。食べ方にも特徴があり、白皮を残して表皮をむき、果肉と一緒に食べることで、他の柑橘類にはない爽やかな香りと白皮の甘み、果肉の酸味の調和を楽しめる。
香料を使わずに、「日向夏」本来の爽やかな酸味とほどよい甘さが引き立つサワーに仕上げた同商品は、宮崎県産「日向夏」の果汁を10%使っており、アルコール度数は4%。また、宮崎県産日向夏は、全収穫量のうち約40%を加工用として使用している。
同商品は、流通に適していない素材も一部加工用として使うことで、生産者の所得向上を目指している。こうした市場流通に適さない果実を商品化し、有効利用する取り組みは、SDGsの「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」「12:つくる責任つかう責任」「15:陸の豊かさも守ろう」つながる。
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