農業が「変」わる年に 山野全中会長 今年の一文字2024年1月12日
JA全中の山野徹会長は1月11日の定例会見で今年の一文字に「変」を選んだと発表した。
山野全中会長
山野会長は「変」に3つの決意を願いを込めたと話した。
1つ目は世界的な課題になっている気候変動への対応。昨年は猛暑で農業にも大きな影響が出た。山野会長は「食料安全保障のリスクに対応し、国消国産の実現に向け消費者への食の安定供給を万全に進めていく」と決意を述べた。
2つ目は農業、農政。「農業の未来を明るい姿に変えていきたい」と話し、基本法の改正や第30回となるJA全国大会の開催など節目となる年に全中は創立70周年を迎える。「組合員、JA、都道府県中央会と連携し日本農業が持続可能となるよう決意する」と話した。
3つ目は世界情勢が不安定ななか「世界が一日も早く平和に向かって変化してほしいとの願いを込めた」。
そのうえで農政について「大きな転換点となる年」と述べ、「日本農業の今までの取り組みが実を結ぶ年になるよう前向きに取り組んでいきたい」と話した。
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