資材高騰・みどり戦略・物流問題・輸出促進対策へ「全農営業部」を新設 農林中央金庫2024年2月22日
農林中央金庫は2月21日、4月1日付で「全農営業部」を新設すると発表した。
これまで農林中金は、営業第二部内のチームが全農の窓口部署の役割を担いつつ、他の専門部署の各チームがJA営農経済事業支援や輸出促進などの取り組みで個別に全農と連携してきた。
今回、新たに部署を設置するのは、食料安全保障を含めた生産振興、肥料・農薬や飼料価格高騰対策に加え、みどり戦略や物流問題への対応、国産農畜産物の輸出促進などの課題を解決していくには全農グループと一層の連携、協業をこれまで以上のスピードや規模で取り組み必要があると判断したため。
そのため全農との連携、協業の強化の司令塔となる機能を発揮する部署として営業第二部から分離・独立させ、全農営業部を専担窓口部署とする。
農林中央金庫は「今後も全農グループとともに、二人三脚で日本農業の課題解決にスピード感をもって一段と踏み込んで取り組む」としている。
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