関東エリアのこども食堂へ「カルピス」3000本を無償提供 JA全農2024年2月28日
JA全農は、アサヒグループジャパンと連携し、学校給食の休止などで生乳の需要が落ち込む冬の消費拡大の一環として、2月に関東エリアのこども食堂58か所へ「カルピス」プラスチックボトル470mlを3000本、無償で提供した。
子ども食堂で「カルピス」を受け取る子ども
JA全農は2020年からこども食堂やフードバンクへ常温保存可能なロングライフ(LL)牛乳(200mlパック)などの無償提供を開始。今年1月には11万本を提供し、総提供本数は140万本となった。さらに、2023年12月末には初めてチルドタイプの農協牛乳(1Lパック)を1万4000本無償提供し、年末年始で学校給食の休止期間もこどもたちが栄養を取れるよう取り組みを進めてきた。
アサヒグループジャパンとは、国産生乳の消費拡大に協力する同グループのカルピスとのつながりから、こども食堂へカルピスの無償提供が実現し、今回が初めての取り組みとなる。JA全農は、国産の生乳を原料につくられ、子どもに人気の「カルピス」の無償提供を通してこども食堂への支援と国産生乳の消費拡大を図る。また、国産の牛乳・乳製品のおいしさを広め酪農家への応援につなげる。
今回、「カルピス」の提供を受けたこども食堂からは「カルピスはデザートにも活用できる嬉しいアイテムで、子どもたちも大好き」といった声や、「酪農家さんが大変な状況でつくってくれた安心な国産牛乳・乳製品を子どもたちに提供できることに感謝します」など酪農家を応援する声が寄せられた。
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