JA全青協会長候補 酒井雅博氏(東京)を選任2024年3月12日
全国農協青年組織協議会(全青協)は、3月12日、東京・大手町のJAビルで臨時総会を開き、令和6年度の新会長候補に、現在JA全青協副会長の酒井雅博氏(38)を選任した。5月16日の全青協通常総会で承認・就任となる。
会長候補に選任された酒井さん
会長選には酒井氏と元鹿児島県農協青壮年組織協議会委員長で、やはりJA全青協副会長の前原祐樹の両氏が立候補した。投票は郵送で行い、開票の結果、酒井氏が有効投票45票の過半数を獲得した。
酒井氏は日本大学生産工学部機械工学科を卒業し、民間企業を経て2014(平成26)年に就農。JA東京あおば大泉地区青壮年部入部以来、JA青年部活動に邁進し、JA東京青壮年部協議会の委員長などを経て、現在同協議会の顧問を務める。
青年部活動では都市農業の維持・発展に力を注いだ。特に都市農業振興基本法の制定に際しては、都市農地のない地域の多くの盟友が国を動かし制定実現に尽力してくれたことに対し「恩返ししたい」と言うのが立候補の動機の一つだ。
その上で、「都市農業には畑のすぐ隣に農業を知らない多くの国民が住んでいる。農業の大切さ・大変さ・必要性を、畑を見せながら、斎には体験させな伝えていくことができる。全国盟友の代弁者として、その声を国民のみなさんに届けていきたい」と抱負を語る。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日