防除と換気で良品質菊を 現地検討会開催 JAおやま2024年3月18日
小山花卉(かき)園芸組合キク部会は3月1日、小山、下野、栃木各市の圃場(ほじょう)4カ所で現地検討会を開きました。生産者や関係者ら9人が参加。
当日は各圃場を回り、菊の生育状況や栽培管理、出荷時期などを確認。
害虫のアブラムシ類やアザミウマ類、ハダニ類などは初期防除が重要となるため、定期的に予防散布することやハウス内の換気に注意を払うことなどを申し合わせた。
高山仁部会長は「各圃場を回って意見や情報交換し、高品質な菊栽培に努めよう」と呼びかけ。
生産者からは「品質の特性を考えた栽培管理をしよう」「わき芽を取る時期も品質を左右するので注意が必要」「小まめに観察しながら電照やシェードなどで日長や温度を操作する」などの意見や情報提供があった。
部会では、生産者5人が白菊「神馬」「精の一世」、黄菊「精興光明」「精の曲」「精の光彩」を栽培。年間を通じて県内や東京都内に出荷している。
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