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石川佳純が全国を巡る卓球教室「47都道府県サンクスツアー」岡山で開催 JA全農2024年3月19日

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JA全農は3月16日、全農所属で元卓球日本代表の石川佳純さんによる卓球教室「全農presents石川佳純47都道府県サンクスツアーin岡山・総社」を岡山県総社市の総社市スポーツセンター体育館きびじアリーナで開催した。

石川さんと岡山県の子どもたち石川さんと岡山県の子どもたち

「石川佳純47都道府県サンクスツアー」(企画:IMG)は石川さんが全国の人々との交流を通じて、卓球の魅力やスポーツの楽しさを伝えることを目的として2022年4月に開始。世界の舞台で戦ってきた石川さんが自身の経験をもとに、トークショーや実技指導を通して健康で強い心と体を持つ選手になるために重要な「心技体」について子どもたちに伝えている。

今回のイベントには、岡山県内の小学4年生から6年生までの54人が参加。石川さんが自身のプレーを披露するとともに、子どもたちに直接指導した。また、クイズ大会やトークショーでは"メンタル"や"食"にまつわる経験談を語り「心」「体」の重要性を伝えた。さらに、質問コーナーでは子どもたちからの様々な質問に笑顔や真剣な表情を交えて答えるなど、交流を楽しんだ。

イベント開催に先立ち、全農岡山県本部の伍賀弘本部長があいさつ。「全農は食を通じて皆さんの事を応援しています。今日は1日楽しんでください」と子どもたちを激励した。

子どもたちへアドバイスを送る石川さん子どもたちへアドバイスを送る石川さん

実技指導では、石川さんが卓球台を1台1台まわり、ラケットや身体の使い方を丁寧にアドバイス。また、石川さんと同イベントのスパーリングパートナーである成本綾海選手(中国電力ライシス)がそれぞれ参加選手とペアを組み、ダブルスについて実技指導を行った。参加者は「すごく分かりやすくて1球1球の質が良かった」「スイングのレベルが違う」とプロの技に驚いていた。実技指導の最後には石川さんと参加者全員でボールを繋ぐ「絆ラリー」を楽しんだ。

〇×クイズ大会では、石川さんも子どもたちと一緒に「体」を鍛えるための栄養や食の重要性を学ぶクイズに挑戦。「岡山県のお米『里海米』は牡蠣の殻を使って育てたお米である。〇か×か」など開催地・岡山県の農畜産物に関する問題が出題された。クイズ大会の最後に、石川さんは「食べることは体を作る一番大事な要素なので、いいものをバランスよく食べることもトレーニングの1つ。これを継続することで、自分自身で体力が付いたことが実感できると思います」と食事の大切さを語った。

また、イベントではトークショーも開催。石川さんは、「試合で負けそうになった時のメンタルコントロール」について「試合中は最後まで諦めないで欲しい。負けた試合の後は次の試合に向かうために何をすればいいか考える。美味しいものを食べたりして切り替える」とコメントし、子どもたちを激励。また、「緊張した時の対応策」について「私は音楽を聴いたりしていた。緊張した時のルーティンを自分の中で作っておくといいと思う」と答えた。

子どもたちからの質問コーナーでは、「試合中、負けたらどのように気持ちを持てばいいですか」という質問に、「自分で自分を励ましたりする。自分が自分の応援団になる」と力強く回答 。子どもたちは緊張しながらも石川さんとの交流を楽しんだ 。

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