組合員・利用者に寄り添う決意 新入職員入会式 JA共済連2024年4月3日
JA共済連は4月2日、東京・平河町のJA共済ビルで2024年度新入職員入会式を開いた。全国本部46名、都道府県本部105名のあわせて151名が参加した。
青江伯夫経営管理委員会会長が激励し新入職員代表が決意表明した。
青江会長は大相撲春場所で尊富士関が110年ぶりに新入幕優勝したことに触れ「みなさんも若者の特権で大いにチャレンジしてほしい」と激励した。
青江伯夫経営管理委員会会長
また、JAグループの事業の根幹は「人」と強調し、「それが徹底できているのがJA共済事業だと確信している。この原点を忘れず守り続けてきたからこそ、北は北海道から南は九州・沖縄までJA共済ファンがたくさんいる。本当に大切な財産」と述べたほか、自身が大切にしている文字は「歩」で「この字は、止まることを少なくすると書く。毎日の一歩、一歩を皆で一緒に進んでいきたい。これからの時代づくりに力添えいただきたいと願う」とあいさつした。
新入職員を代表して全国本部の小松賢太さん(写真右)と石川県本部の松本麻由美さん(写真左)が決意表明した。
小松さんは、自然災害を前にすると人間は本当に無力だと感じるが「闇雲に不安に感じるのではなく人間だからこそできることがある。それは人同士の助け合い」と述べ、JA共済連職員の使命は相互扶助の理念のもと「助け合いの輪を広げていくこと。組合員・利用者の生活を第一に考え全力で邁進していく」と決意表明した。
松本さんは地震の被災地にはJA共済連の多くの仲間が被災地に集まって対応しており、「迅速で親身な対応に心打たれたというメッセージが多く寄せられているとのこと。JAやJA共済連が存在し、職員の方々が日々活躍しているからこそ、安心や救いの手が届けられていることを知った」と話し「私自身、助けを求めている方々に寄り添い支えになりたいという使命感を抱いた。組合員・利用者の生活だけでなく心も支えていきたい」と決意を述べた。
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