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「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日

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熊本県にあるJA菊池・ゴボウ部会の春ゴボウ「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎えた。収穫は6月下旬まで続き、700トンの出荷を見込む。なお、品質は良好だという。

「菊池水田ごぼう」の収穫作業に忙しい川口部会長ら「菊池水田ごぼう」の収穫作業に忙しい川口部会長ら

JA菊池・ゴボウ部会は、77戸が68ヘクタールで栽培。同部会は、2019年に「地理的表示(GI)保護制度」認証を取得するなどメディアでも取り上げられ知名度を徐々に高めている。収穫最盛期を迎えた「菊池水田ごぼう」は、日量2000ケース(1ケース2キロ)を関東や関西、中京、九州に出荷する。川口晃範部会長は「春ゴボウは冬にビニールを張り、草取りや温度管理が大変だが、手間をかけた分、柔らかく癖なく育つ。酢ゴボウや素揚げにして塩を振って素材の味を楽しんでほしい」と語った。

JAでゴボウを担当する宮川翔さんは「生育は順調で、寒暖の差でうま味が増し、風味豊かなゴボウが出荷できている。部会員の意識を統一し、一層の品質向上と収量アップに励みたい」と意気込んだ。

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