「沖縄県産完熟シークヮーサー&パイナップルサワー」リニューアル発売 JA全農2024年6月26日
JA全農は、国分グループ本社と共同開発した「沖縄県産完熟シークヮーサー&パイナップルサワー」を、全国農協食品を販売者として7月2日から沖縄県内のセブン-イレブンで先行販売。その後、東京都内のセブン-イレブンで7月9日から販売するほか、全国のイトーヨーカドーやヨークなどのセブン&アイグループ店舗、ゆめタウン・マート(イズミ)の一部で順次販売する。
「沖縄県産完熟シークヮーサー&パイナップルサワー」
「沖縄県産完熟シークヮーサー&パイナップルサワー」は、沖縄県産完熟シークヮーサー果汁を8%、新たに「沖縄県産パイナップル」果汁を2%加えた。
シークヮーサーは本来、9月から11月に緑色の果実を収穫するが、沖縄県内のシークヮーサー農業者数は、高齢化や後継者不足による人手不足で収穫しきれず、12月以降は黄色く完熟したシークヮーサーを一部収穫。黄色く完熟したシークヮーサーは緑色のシークヮーサーよりも酸味と苦みが少なく、甘酸っぱい味わいだが、糖度が上がるため、傷みやすく、県外への流通が難しいという課題がある。一方、沖縄県にパイナップルが伝わったのは150年以上前と言われ、県内でも、酸性土壌が分布する県北部や八重山地方の限られた土地でしか育たない貴重な果実。
新商品は、流通に適していない果実を加工用として使うことで、生産者の所得向上を目指している。こうした市場流通に適さない果実を商品化し、有効利用する取り組みは、SDGsの「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」「12:つくる責任つかう責任」「15:陸の豊かさも守ろう」につながる。
重要な記事
最新の記事
-
【第45回農協人文化賞】人との出会いに感謝 福島県・会津よつば農協組合長 原喜代志氏2024年8月14日
-
【第45回農協人文化賞】努力する人は希望を語る 共済事業部門 鳥取県・JA鳥取西部前代表理事専務 植田秋博氏2024年8月14日
-
【第45回農協人文化賞】「なくてはならない」組織に 経済事業部門 JA岡山会長 宮武博氏2024年8月13日
-
【第45回農協人文化賞】全ては組合員のために 経済事業部門・JA全農ぐんま 前副会長 大澤孝志氏2024年8月13日
-
関東早場米も店頭5㌔2500円以上が売価に【熊野孝文・米マーケット情報】2024年8月13日
-
【第45回農協人文化賞】きのこが健康けん引確信 営農経済部門・日本きのこマイスター協会理事長 前澤憲雄氏(長野県)2024年8月10日
-
【第45回農協人文化賞】土づくりへのこだわり 営農経済部門 秋田県・JA秋田しんせい前常務 高橋徹氏2024年8月10日
-
シンとんぼ(105) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(15)-2024年8月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(22)【防除学習帖】 第261回2024年8月10日
-
土壌診断の基礎知識(31)【今さら聞けない営農情報】第261回2024年8月10日
-
【第45回農協人文化賞】「小さな協同」の実践を目指して 一般文化部門 長野・JA松本ハイランド組合長 田中均氏2024年8月9日
-
【第45回農協人文化賞】「草の根運動」とともに 一般文化部門・JA広島中央会元専務 坂本和博氏2024年8月9日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 香川県2024年8月9日
-
【注意報】果樹カメムシ類急増で被害多発のおそれ 滋賀県2024年8月9日
-
【注意報】ミニトマト、トマトにトマト黄化葉巻病 県中部で多発のおそれ 和歌山県2024年8月9日
-
【注意報】ネギ、ブロッコリー、ダイズにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年8月9日
-
(396)首都の場所:赤道ギニア共和国【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年8月9日
-
【'24新組合長に聞く】JA碓氷安中(群馬県)戸塚勉組合長 野菜のブランド産地へ (5/31就任)2024年8月9日
-
米の品種や食味などを分析 米品質診断パッケージ、キャンペーンを実施中 サタケ2024年8月9日
-
北海道産赤肉メロンのパフェとかき氷 期間限定で登場 銀座コージーコーナー2024年8月9日