中畑清氏ら元プロ野球選手が熱血指導「JA全農WCBF少年野球教室」会津若松市で開催2024年10月16日
王貞治氏が理事長を務める世界少年野球推進財団(WCBF)は10月14日、「JA全農WCBF少年野球教室」を福島県会津若松市のあいづ球場で開催。中畑清氏ら元プロ野球選手が講師となり、子どもたちを指導した。
福島の野球少年と中畑講師
元プロ野球選手が講師を務めるこの教室は、今年で32年目を迎えた。会津若松教室には、同市の少年野球11チーム、小学生、指導者、保護者ら計153人が参加。髙橋尚成氏(巨人OB)、里崎智也氏(ロッテOB)、中畑清氏(巨人OB)、緒方耕一氏(巨人OB)の元プロ野球選手4人が直接指導した。
開校式では、中畑講師が「本日はプロ野球界で活躍した講師が集結しています。皆さんの今後の野球人生に役に立つよう一生懸命指導します」とあいさつ。また、開催県のJA全農福島から各講師に精米「福、笑い」と「福島牛ヒレステーキ」が贈られた。
また、JA全農福島県の渡部俊男本部長は、「本日は豪華な講師にお越しいただいています。本日の指導をよく聞いて国産農畜産物をたくさん食べて体づくりをしてください」とあいさつし、野球教室がスタートした。
走塁の指導をする緒方講師
ウォーミングアップ後、緒方講師から走塁の基本、髙橋講師から投げ方の基本をレクチャー。投手、捕手、野手のポジション別に分かれ、「投げる」「捕る」「打つ」「走る」などの基本を分かりやすく指導した。子どもたちは講師のアドバイスを聞いて、真剣な表情で取り組んでいた。
野球教室の最後には講師に推薦された選手が対決する一打席対決を緒方講師の実況で実施。代打として出場した里崎講師との対決や、中畑講師と髙橋講師の駒沢大学対決は大いに盛り上がった。また、講師への質問コーナーやサインボールをかけたじゃんけん大会が行われた。
指導者講習会では、トレーナーの石川慎二氏が、各チームの指導者13人に、ケガを予防するためのストレッチやトレーニング方法について実技を交えて講義。また、スポーツ栄養教室では、 管理栄養士の阿部菜奈子氏が、保護者18人を対象に成長期の子どもに必要な栄養や上手な取り入れ方、おすすめの食材などについて講義した。
参加者には、JA全農福島から「ニッポンエールあかつき桃ゼリー」「ニッポンエール福島県産白桃タルト」と協賛各社からは国産農畜産物を使用した加工品などが贈られた。
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