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小学生が農業経営 出前授業を実施 JAたまな2024年11月7日

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熊本県のJAたまなは10月下旬、「お金の教室」を玉名市立鍋小学校で開いた。小学6年生と保護者30人が参加し、農業経営者として野菜の生産から販売までの過程を、JAバンク独自の教育資材を基にゲーム形式で楽しく学んだ。金融知識向上とJAや農業への理解を深めることが目的。

ゲーム形式で楽しく学ぶ児童

ゲーム形式で楽しく学ぶ児童

「お金の教室」では農業経営者として野菜の生産から販売までの過程を楽しく学べるようゲーム形式で実施。まず、児童が経営者の立場で育てる野菜(トマト、ナス、キュウリ)を選択し、苗や肥料、農業機械の購入などにかかる経費を計算する。その後、野菜を売って得た収益から経費を差し引き、結果として利益を計算した。途中でカードを引き、選んだ野菜にアクシデントや、お金が増えるボーナスがあるなどする。

児童は「野菜を育てるにはたくさんのお金がかかることが分かった」と感想を述べ、JA信用共済部融資運用課の山代進課長補佐は「親子で農業やお金の使い方への理解を深めることで、普段の生活に役立ててほしい」と話した。

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