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糸島の食と人と未来を結ぶ ハミだす黒毛和牛焼肉「伊都むすび」新発売 JA糸島2024年11月18日

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福岡県糸島市のJA糸島は11月8日、糸島の食材でこしらえた簡単調理の冷凍おむすび「伊都むすび」を新発売。JA糸島産直市場 伊都菜彩と同オンラインショップで購入できる。

糸島のお米でむすんだ黒毛和牛焼肉おむすび(メンマ入り)

糸島のお米でむすんだ黒毛和牛焼肉おむすび(メンマ入り)

「伊都むすび」は、糸島黒毛和牛の焼肉とシャキシャキ食感の糸島メンマを具材に、ほんのり塩味でふっくら炊き上げた糸島産のお米「にこまる」で結んだおむすび。通常サイズとその3倍以上の大きさで、直径15cm、重さ500gの「大きな大きな伊都むすび」を販売している。

JA糸島産直市場  伊都菜彩

JA糸島産直市場  伊都菜彩

今秋から放送されているNHK連続テレビ小説「おむすび」は、糸島を舞台とした食がテーマの物語。主演の橋本環奈さん(米田結役)が、"人のために役立つ喜び"に目覚め、栄養士を目指すという展開だ。「伊都むすび」は、この放送を機に食の大切さと、日本の根幹をなす稲作農業にいま一度目を向け、"日本人が、日々、お米をいただけることの有難さと地域農業の尊さを感じてもらいたい"との想いで発足した6次産業化プロジェクトから生まれた。

米は糸島の基幹作物。JA糸島では「選ばれる米づくり」に向け安全・安心な良質米の生産、良質米の安定供給に努めている。活力ある地域水田農業の未来を創るため、「伊都むすび」のために選んだお米は、糸島産「にこまる」。つやが良く粘りが強い食味が特徴で、粒ぞろいがよくふっくらと炊き上がるため、モチモチした食感を味わえる。

具材に使われた「糸島牛」は、JA糸島肥育牛部会に参加する畜産農家によって、風土豊かな糸島において育てられた肥育牛。繁殖農家から購入し、約20か月間、毎日牛の体調の変化に細心の注意を払って、一頭ごとに愛情を込めて育てられ、"博多和牛"の名のもと、毛艶のいい高品質の黒毛和牛が出荷されている。「伊都むすび」には、糸島でゆったりと健康的に育てた黒毛和牛の上質で貴重な部位を焼肉としてたっぷりと使用している。

また、糸島の新たな竹林整備に向けて動き出し、純国産メンマづくりに挑むITOSHIMA FOOD LABが製造する糸島産メンマを使用。地域の人たちの手で、放置竹林から切り出した若竹からシャキシャキ食感のメンマを作っている。

竹林の整備から伐採、メンマの開発製造まで一貫してすべて手作業で行われ、竹の有効活用を実現。地域ビジネスを生み出し、糸島の未来を創るまさに希望の食材で、「伊都むすび」には具材の食感のアクセントとしてトッピングされている。

このほか、焼肉のたれには、明治30年創業の糸島老舗の醤油蔵・北伊醤油が昔ながらの長期発酵熟成による天然醸造製法で作った本物の醤油を使用している。

伊都むすび開発会議の様子

伊都むすび開発会議の様子

「伊都むすび」の開発を担当したJA糸島産直市場「伊都菜彩」の吉岡雄也係長は、「お米の味を一粒一粒感じてもらえるように、焼肉の味付けも何度もやり直し、おむすび工場とも幾度となく試作を重ねて完成した商品。ハミ出す黒毛和牛と、あふれんばかりの肉汁がしみ込む、お米のひと粒ひと粒が本当に美味しい伊都むすびを是非お召し上がりください」とコメントしている。

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