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2月4日に新春の集い 袴田ひで子さん、むすびえ・湯浅誠理事長、伊那食品工業・塚越寛最高顧問が講演2024年12月25日

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農業協同組合研究会と一般社団法人農協協会は2月4日、東京都内で恒例の新春特別講演会と新年の集いを開催する。

左から、袴田ひで子さん(右)と巌さん、全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長 東京大学先端科学技術研究センター特任教授 湯浅誠氏、かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社最高顧問 塚越寛氏

左から、袴田ひで子さん(右)と巌さん、
全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長 東京大学先端科学技術研究センター特任教授 湯浅誠氏、
かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社最高顧問 塚越寛氏  

新春特別講演会は「混沌(カオス)の中に確かな光明を見出す 持続可能な社会に向けた三つのメッセージ」がテーマ。新自由主義の暴走や深刻な気候変動、各地の戦争の継続などで世界は混沌とした状況にある。日本ではアベノミクスが崩壊し、「令和の米騒動」もあって食料安全保障の必要性が叫ばれ、総選挙では与党が大敗した。世界と日本は大転換期にあり、2025年の国際協同組合年を迎える。「血縁」を土台にした家族農業経営の地縁組織としての農業協同組合が、「社縁」の要素を生かしながら、いかに「選択縁」を取り込んで発展できるか。三つの講演でヒントを探る。

一人目は「袴田事件」で袴田巌さんの再審・無罪を勝ち取った姉の袴田ひで子さん。取り組みは悲愴感ではなく、朗らかさに満ち溢れた女性の活躍と家族(血縁)の強靭さが原動力となった。二人目は、全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長で東京大学先端科学技術研究センター特任教授の湯浅誠さん。こども食堂は女性のボランティア活動(選択縁)から男性もまきこみ、地域社会の多世代交流起点(地縁)として発展している。

三人目は、かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社最高顧問の塚越寛さん。社員の幸福を目的に「いい会社」(社縁)を築くことで社会貢献する、持続可能な年輪経営を追求している。

講演会の後は新春祝賀パーティーも開催する。JAグループをはじめ多くの関係者が集い、語らう場となっている。各地のJAやメーカーなどから提供された特産品などで恒例の福引も開催する。

【日時】
2月4日(火)
○講演会:午後3時~5時40分
○新春祝賀パーティー:午後6時~8時

【講演内容】
(1)権力による冤罪に抗して命の絆をつなぐ――ひで子さんは「袴田事件」をかく闘えり
   袴田ひで子氏
(2)食を起点として、こどもと地域社会をつなぐ――選択縁組織から地縁組織に発展したこども食堂の今
   全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長 東京大学先端科学技術研究センター特任教授 湯浅誠氏
(3)社員の成長の総和として、永続的に成長する会社を築く――幸せをもたらす社縁は年輪経営(公益資本主義)へ向かう
   かんてんぱぱ・伊那食品工業株式会社最高顧問 塚越寛氏

進行:東京大学名誉教授 谷口信和氏

【場所】
『LEVEL XXI東京會舘』
(東京都千代田区大手町2-2-2アーバンネット大手町ビル21階)

【参加費】
無料

【申込み方法】
下記のメールアドレスへ団体名および参加人数をご連絡ください。
〇E-mail:info@jacom.or.jp
〇担当:(一社)農協協会 総務部

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