グルテンフリー、豊富な食物繊維が取れる低GI米粉パン「WE米蒸しパン」新発売 JA北大阪2025年1月15日
JA北大阪は1月15日、スーパー玄米「WE米®」を使ったオリジナル商品「レンジで出来立て!WE米®蒸しパン」を新発売。グルテンフリーで豊富な食物繊維が取れる画期的な低GI米粉パンを同JAの公式ECサイトで販売する
JA北大阪オリジナルの「レンジで出来立て!WE米®蒸しパン」
新商品「レンジで出来立て!WE米®蒸しパン」は、スーパー玄米「WE米®」が持つ栄養素を生かし、従来の米製品には無かった豊富な食物繊維を実現した今までにないパンの素(米粉パン)。原料の「WE米®」は、玄米の約7倍の食物繊維や血中の中性脂肪を低減させる効果があると報告されている「γ-オリザノール」と玄米の約5倍のGABAを含んでいる。同商品にはこのほか、さとうきび糖、ベーキングパウダーなどが含まれ、水を入れてかき混ぜて袋のまま電子レンジで2分30秒間チンするだけでふんわりもちもち食感の出来立てパンが完成する。
「WE米®」はこれまで、ご飯と一緒に炊くことでしか日常で取り入れることはできなかったが、朝食の欠食や野菜不足、偏食、栄養バランスの偏りなど現代人が抱えるさまざまな食生活の課題を解決するため米粉の蒸しパンとして製品化した。
豊富な食物繊維を実現した米粉パン
「WE米®」が持つ機能性で、糖質・中性脂肪が気になる人やおなかの調子を整えたい人、食後の眠気予防をしたい人などにおすすめ。今後は、生活習慣米「WE米®」のシリーズ化を進め、現代社会で必要とされる栄養素をもつ画期的な商品の開発を進める。「WE米®蒸しパン」の希望小売価格は346円。公式ECサイトでは3個セット1038円で販売。価格はいずれも税込。
また、新発売を記念して、KITTE大阪にある @JP Cafeで、期間限定のコラボレーションメニューを販売。「WE米® 」のその他のラインナップ「農協の生活習慣米ういまい」「農協のスーパーすぎるごはん」も販売する。
都市農業の新たな可能性を切り拓く「WE米®」の挑戦
JA北大阪の管内は、大阪の中心部から10キロに位置する吹田市と摂津市。都市近郊で限られた耕作地から得られる収益の少なさに加え、農家の高齢化や農地の宅地化も進み、ただでさえ少ない農地の減少が加速するという課題に直面してきた。
こうした課題に対し、同JAは大阪府立大学(現 大阪公立大学)と農研機構との産学連携により、画期的な「WE米®」の栽培研究、商品化に取り組んできた。
「WE米®」は、「農協のスーパーすぎるごはん」と「農協の生活習慣米ういまい」として商品化され、プロサッカーチームのユース寮や吹田市、摂津市の小学校給食、介護食、配食サービスなど、幅広い場面で採用。JA北大阪では栽培支援、指導も含めて高価格での買い取りに取り組み、生産者の収益向上にも貢献している。
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