【農協研究会】コメント:正組合員に稼がせなければ農業協同組合ではない 元JA全青協会長 飯野芳彦氏2025年2月18日
元JA全青協会長の飯野芳彦氏はオンラインで研究会に参加し「正准組合員の期待に応える農協のあり方を考える」をテーマにコメントを述べた。
元JA全青協会長の飯野芳彦氏
農業協同組合は正組合員が農業で稼げるからこそ組織を形成できる。そうでなければ脱退するのは当然です。正組合員がしっかりと稼いでいるJAは地域で生きていきたいと思う准組合員も多く集まる。生活向上が叫ばれながら、現在もそれが続いていることが大きな課題です。
JA合併で人件費削減や施設・支店統廃合が課題になりますが、車座で意見を酌み交わす場所が必要です。組織が大きくなれば目が届かなくなる。営農や販売の部門を強化し、生産者が集う場所を強化して組織を運営する必要があります。
次の農協改革はもう目の前。農業協同組合として生きていくためには、組合員とタッグを組んで営農を盛り上げていかなければなりません。正組合員に稼がせなければ農業協同組合でないと、先人たちは想像して組織を発展させてきました。こんなときこそ新たな創造を具現化するためにトライアンドエラーをする。時間と、人を育てていくことが大事だと思います。
重要な記事
最新の記事
-
米 推計19万tが分散して在庫 農水省調査2025年3月31日
-
【人事異動】農水省(4月1日付)2025年3月31日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類西表島、小浜島で多発のおそれ 沖縄県2025年3月31日
-
【注意報】かんきつ、びわ、落葉果樹に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年3月31日
-
農業は恰好いいと示したい トラクターデモに立った農家の声 「令和の百姓一揆」2025年3月31日
-
4月の野菜生育状況と価格見通し 果菜類、ほうれんそう、レタスなどは平年並みへ 農水省2025年3月31日
-
農林中金 総額6428億円の増資を実施2025年3月31日
-
25年産米「概算金のベース」 あきたこまち60キロ2万4000円 全農あきたが情報共有2025年3月31日
-
「農山漁村」インパクト可視化ガイダンスなど公表 農水省2025年3月31日
-
北アルプスの水と大地が育む米「風さやか」使用 ツルツル食感の米粉麺はスープも含めグルテンフリー JA大北2025年3月31日
-
特産の小松菜をバームクーヘンに 試食した市長も太鼓判 JAちば東葛2025年3月31日
-
三鷹キウイワイン 市内のキウイ使った特産品 JA東京むさし2025年3月31日
-
地域の営農継続へ JA全国相続相談・資産支援協議会を設置 JA全中2025年3月31日
-
中央支所担い手・若手農業者研修会を開く JA鶴岡2025年3月31日
-
全国の農家へ感謝と応援 CM「Voice」フルバージョン配信開始 JA全農2025年3月31日
-
セメント工場排ガスから分離・回収した二酸化炭素の施設園芸用途 利用へ取組開始 JA全農2025年3月31日
-
カナダで開催の世界男子カーリング選手権 日本代表チームの食事をサポート JA全農2025年3月31日
-
JA鶴岡「もんとあ~る」dポイント加盟店に 4月1日からサービス開始2025年3月31日
-
JA全中「健康経営優良法人2025」に認定2025年3月31日
-
「佐賀牛 生誕40周年記念キャンペーン」開催中 数量限定40%OFF JAタウン2025年3月31日