コミュニケーションECアプリ「Atouch」でデジタル組合員証を導入 JAぎふ2025年2月26日
IRISデータラボは2月26日、JAぎふが同社のコミュニケーションECアプリ「Atouch」を導入し、LINE公式アカウントにポイント付与や「デジタル組合員証」の機能を追加したことを発表。これにより、物品購入、JAの農業まつりなどのイベント参加やアンケートへの回答などでポイントが獲得できるようになった。
「Atouch」サービスは、LINEのトーク画面で商品を選んでそのまま決済まで完了する便利な機能を備えたシステム。買い物客にストレスフリーな購買体験を提供することで、事業者の売上機会の逸失を防ぎ、売上向上をサポートする。
JAぎふでは今回の導入を機に、これまで世帯主だけが組合員だった世帯で新たに家族が組合員になるケースもあり、新規の出資加入はこの3か月で750件となった。
物品販売では現在、試験的運用をおこなっており、メッセージ配信により購入を促し、2024年秋に販売開始した新商品は配信後に購入数が増えた。JAぎふでは新たな販路として活用を拡大していく方針で、この取り組みにより組合員メリットを拡充し、JAの事業・協同活動への積極的な利用・参加と組合員の新規加入を促進する。
登録した組合員は、JAの支店・産直施設への来店やイベントへの参加、アンケートへの回答、組合員活動への参加などでポイントを獲得でき、たまったポイントはオンラインショップのクーポンやJA直売所商品券と交換が可能。組合員の積極的な事業利用や地域活動への参加などを促し、組合員とJAの接点強化につなげる狙いもある。
組合員証の登録・利用を進めるため、支店やふれあいプラザ窓口や渉外担当がサポートを行うほかスマホ教室でも普及を行い、登録者が順調に増加。導入から3か月で登録者1.2万人を突破した。JAぎふでは、今年の3月末までに2万人の登録を目指している。
IRISデータラボは今後、全国JAへ展開し、普及推進支援に努める。
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