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農福連携がテーマの直売所「ベジポケット」4月1日にオープン JA横浜2025年3月19日

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JA横浜は4月1日、これまで運営してきた「ハマッ子」直売所南万騎が原店をリニューアルし、農福連携がテーマの直売所「ベジポケット」(横浜市旭区)を新たにオープンする。

野菜を引き立てる明るくシンプルな「ベジポケット」の店内野菜を引き立てる明るくシンプルな「ベジポケット」の店内

JA横浜は、2023年度から農家の労働力支援や障がい者の社会参画を目指し、農協観光と連携した農福連携施策を運用している。農福連携をテーマにした直売所の設置は全国的にも希有な事例といえる「ベジポケット」を通じ、障がい者が農作業から販売までの一連のプロセスに携わることで、地域住民との交流を深め、自信を持って社会参画できる環境を整える。

JA横浜が展開する農福連携の全体像JA横浜が展開する農福連携の全体像

「ベジポケット」では、敷地内に、農福連携で農作業を行う拠点施設となる「農福ポート」を設置。障がい者はこの施設から作業依頼をした農家のもとに出向く。JA横浜では、これまで都筑区内にある農福ポートを拠点に横浜市北部エリアでの活動を展開しており、2か所目となる農福ポートを新設することで活動エリアを拡大する。

また、直売所で販売する野菜を集荷してまわるベジポケットの専用車両「ノウフクバス」を運営。生産した野菜を直売所まで運ぶ農家の手間を解決する新たな取り組みで、農家は専用アプリを通じて「ベジポケット」へ連絡し、連絡を受けた障がい者チームが農家の軒先まで野菜を集荷してまわり、ベジポケットに並べて販売する。「家や畑まで野菜をとりにきてもらえて本当に助かる」など、農家側からも好評なノウフクバスは毎週1回、管内農家の軒先をまわって野菜を集荷する。

このほか、「ベジポケット」では、通常の野菜のほか、障がい者が生産に携わった野菜を「農福野菜」として販売する。

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