「AIビーフ技術」のスタートアップ ビーフソムリエへ出資 AgVenture Lab2025年3月25日
スタートアップとの共創を目的にJAグループ全国組織8団体が設立した(一社)AgVenture Lab(あぐラボ)は、新たに出資機能「AgVenture Lab Incubation Fund Program」を持つことになり、第1号として株式会社ビーフソムリエ(東京都品川区)に出資を決めた。
ビーフソムリエは、近畿大学生物理工学部の研究成果である「AIビーフ技術」を活用(サービス名:B-som診断)。長年不透明だった肉用牛の個体差を計測・可視化し、肉用牛の生産効率向上や牧場の経営安定化・次世代の畜産業創出に貢献する。
あぐラボは、JAアクセラレータープログラム・学生ビジネスプランコンテスト「JUMP」・起業家育成支援プログラム「GROW&BLOOM」など様々なプログラムを運営。スタートアップ企業を支援する中で、出資の可能性についても検討してきた。このほど、「GROW&BLOOM」第1期においてビーフソムリエを採択し、同社への伴走支援を実施。AIビーフ技術の活用が生産者の所得向上に貢献することを期待している。
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