JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
メリハリは写真で決めたい2017年12月18日
広報誌という限られた紙面で、なるべく多くの記事を載せたいというのは、広報担当者の思いだが、欲張りすぎると雑多な記事が平面的に並び、メリハリのない紙面になってしまうことが多い。こういうときは写真をうまく使い、読者の目を引くようにするのが一つの手だが、当農協協会に送られてくる全国のJAの広報誌から、写真で誌面にアクセントをつけた記事を拾った。
◆際立つ「絵手紙」
【JAたじま「リレーション」(兵庫県)】
思い切ったピント合わせである。カメラは絞りを小さくすることで、焦点の合う範囲が縮まる。なにか強調したいときに使う手法だが、自動焦点のデジカメの普及で、あまり見られなくなったように思う。手前の絵手紙と背景の題材であるカボチャ、それに絵の具と印。シンプルな構成が、絵手紙を際立たせている。
◆人物と牛が一体感
【JAあいち中央「ACT」(あくと)(愛知県)】
写真を思い切り大きく扱った企画もの「碧海のいぶき」である。毎号感心するのだが、写真の構成がよく、今回は空、牛舎、牛、人のバランスがよくとれている。そのなかで人と牛の一体感がよくでており、人物の表情もよい。よくみると、前列の牛2頭の視線がカメラを向いている。狙ったものか、シャッターを押すタイミングも絶妙だ。
◆より多く・大きく
【JA秋田しんせい「Winds」(秋田県)】
JA支店の女性部まつりのイベント、「ニコ・ニコおむすびコンテスト」の一コマである。JA広報誌の強みは、身近な人にできるだけ多く登場してもらうことにある。多くの人を一度に載せようとして、記念写真のようになり、小さく扱うケースが多いが、写真企画だと思い切って扱える。全員の表情を合わすにはこだわりと技術も求められる。
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