JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
【ヒント&ピント】伝えよう!JAの自己改革52018年12月2日
いくら立派な広報誌を作っても、組合員に読まれなければ意味がない。どうすれば手にとり、目を通してもらえる広報誌をつくれるか。いま、そのことが「自己改革」を進めているJAに問われている。そうした工夫のみられる記事を、当協会に送っていただいている広報誌の中からピックアップし、この欄で重点的に掲載します。
◆農業振興を継続
JA山武郡市「かがやき」(千葉県)
「農業振興計画2016の実践」として、現在、実践中の農業振興策を紹介する「農業振興計画2016」のレポートを連載している。「JA改革」とは銘打っていないが、農業振興による農業所得の増大はJA改革の最重要テーマである。
多くのJAで中・長期の農業振興計画に挑戦しており、その中間総括による到達点の確認と、次に取り組むべき課題の整理は不可欠だ。写真や囲みをうまく配置してある。
◆都市JAならでは
JA東京みどり「みどり」
JA改革は、JAの置かれた環境によって異なる。都市農協のJA東京みどりは、(1)新規農産物直売所オープン、(2)肥料を低価格で組合員に販売、(3)学校給食へ地場産野菜を提供、(4)6次産業化の講演会、(5)収穫体験付定期積金を、取り組み事例として紹介している。同じ欄で88%の組合員が准組合員の利用制限を「しない方がよい」と回答した調査結果を報告。
都市JAこそ、地域と共にあることがよくわかる。
◆成果と課題示す
JA淡路日の出「さんらいず」(兵庫県)
今年度上半期の成果と下半期の課題を分かり易く整理してある。自己改革プログラムで定めた平成30年度、7つの目標と、その到達点を数字で示し、取り組むべき事項を明らかにしている。
例えば、直売所の活性化では、部会員の20%増を挙げ、秋冬野菜と果樹栽培者に募集案内するとしている。
ページ数に制限があるとは思うが、こうしたテーマは思い切って大きく、メリハリをつけて編集したい。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日