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JAの活動:今さら聞けない営農情報

【今さら聞けない営農情報】第48回 作物に必要な栄養とは2020年4月17日

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 作物は、根から土壌中の様々な栄養(要素)や水を吸収して生育しますので、作物が健全な生育を果たすためには、土壌中に必要な要素が十分に必要量だけ存在しなければなりません。
 このため、土壌に必要な要素が不足していると、作物はうまく生育できなかったり、不足する要素に応じて様々な障害(要素欠乏症)が出ます。また、逆に要素によっては、多すぎても障害(過剰症)が出ます。
 では、作物が生育するのに必要な要素は様々ありますが、それらがどんな働きをするのでしょうか? 意外と知られていないことも多いので、表に整理してみました。

いまさら聞けない営農情報No48

 いかがですか? このように様々な要素がそれぞれ様々な働きをしながら、作物が生育することがわかります。つまり、人間と同様に作物が健康に育つには、必要な要素が過不足なく土壌中に存在し、それを根が吸収できなければならないのです。
 ただ、見た目では土壌中の要素の過不足を測ることはできませんので、まずは、ほ場の栄養状態を正確に把握した上で対処する必要があります。それを実現するのが、土壌診断に基づく適正施肥です。もし、収量不足や品質低下に悩んでいるような場合には、是非とも一度土壌分析を行うことをお勧めします。
 
 
本シリーズの一覧は以下のリンクからご覧いただけます。
【今さら聞けない営農情報】

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