JAの活動:今さら聞けない営農情報
SDGs 3【今さら聞けない営農情報】第82回2020年12月19日
17のゴールと169のターゲットが定められたSDGs。「行動の10年」として、国民一人ひとりにできることをしっかりと考え、一歩踏み出す姿勢が求められています。「いまさら……」では、SDGsのうち農業に関係する項目について、農業関係者がどのように取り組んだらいいのかを考察しています。
前回、農業に関係する最初のゴールとして、「2.貧困をなくそう」を紹介しました。なぜなら、このゴールは、農業の存在意義そのもので、最も農業にとって大切なゴールであり、まず最初に知っておいてもらいたいゴールだからです。
といいますのも、SDGsの17のゴールには、農業が関係しているゴールがいくつもあり、その取り組み内容は地域やそれぞれの関係者の事情によって異なってきますが、「2.貧困をなくそう」は、すべての農業関係者に関係するものです。
では、今回は、SDGsの17のゴールと、そのうち農業が関係すべきゴールを紹介します。
SDGs17個のゴールのうち農業が関わるターゲットが1つ以上入っているゴールの数は、14個です。その概要は下表のとおりですが、このゴールの内容をみただけでは、農業の関与の仕方がわからないものもあるのに気づかれることと思います。
そこで、次回からは、それぞれのゴールに設定されたターゲットを紹介しながら、農業の関わり方を紹介していきます。
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