JAの活動:今さら聞けない営農情報
SDGs 8【今さら聞けない営農情報】第87回2021年1月30日
17のゴールと169のターゲットが定められたSDGs。「行動の10年」として、国民一人ひとりにできることをしっかりと考え、一歩踏み出す姿勢が求められています。「いまさら…」では、SDGsのうち農業に関係する項目について、農業関係者がどのように取り組んだらいいのかを考察しています。
今回は、SDGsゴール7番目、「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を紹介します。
このゴールの意味は、「すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する」で、5つのターゲットがあります。
そのターゲットの概要は表のとおりで、エネルギーに関することです。
農業においても、エネルギーは無くてはならないもので、現在の農業では、農業機械無しには、現状の規模、生産力を維持できません。
農業関係者にとってできることは、7.2のターゲットが示す、「再生可能エネルギーの割合を増加させること」と7.3の「エネルギー効率を向上させること」です。前者では、現存に施設の屋根や、日当たりの良いほ場を利用しての太陽光発電によって、生産で使用する電力を補完したりできますし、後者では、燃費の良い農業機械の開発や、スマート農業技術を活用して作業効率を上げ、燃料の消費を減らすなどができます。
多くの生産者にとっては、こういったエネルギーの節約を意識した作業を実施することがSDGsに取り組むことになるでしょう。
農業界も一丸となって、このゴールに貢献できるよう努力していかなければなりません。
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