JAの活動:活動する女性部
【活動する女性部】「読書会のてびき」を活用した学習活動を提起2021年8月5日
今回は、JA全国女性協がすすめる学習活動について説明します。
これまで、JA全国女性協では「『家の光』JA女性組織学習実践運動」として家の光協会が発行する『家の光』を活用した学習活動に取り組んできましたが、コロナ禍によりJA女性組織メンバーが集合する機会が激減したことから、これまでにない形での学習活動の提起が求められていました。
そのため、JA全国女性協は家の光協会と協議を重ね、コロナ禍においてもJA女性組織メンバーが学習活動に取り組むことができるような資材を作成し、質の高い学習活動に取り組むこととしました。
今年度からは、家の光協会が「『家の光』読書会のてびき」(以降、「読書会のてびき」)を作成。JA女性組織メンバーは「読書会のてびき」を活用することにより、JA女性組織の会合での意見交換はもちろん、個人でもさらに深い学習活動が行えるようになりました。
「読書会のてびき」は、家の光協会が作成する学習補助資材との位置づけで、予め家の光協会が「気軽に話し合おう」「みんなで考えよう」の2つのテーマで質問を作成してあり、ある時はグループで、またある時は個人で自らの考え方を整理し、発表等をすることによって、自らの考えをさらに深く突き詰めることができます。ただ読むだけでは気付かないことはよくあることです。何気ない質問に対し、今一度深く考えこむことにより、「実は私はこうおもっていたんだ」とか「他の人の発表を聞いていると、私とは違った視点でみていたんだ」と気付くことがあります。この繰り返しにより、JA女性組織が目指す学習活動は進化を遂げ、最終的には組織の活性化につながるものと考えています。
コロナ禍によりメンバーみんなが集まる機会はなかなかありませんが、「読書会のてびき」があれば個人でも取り組むことが可能です。JA全国女性協では、この学習活動の取り組みをすすめ、JA女性組織の活性化にも繋げていきたいと考えています。
なお、「読書会のてびき」は毎月家の光協会からJA女性組織に提供されている他、家の光協会ホームページからどなたでも入手することが可能です。
(JA全国女性組織協議会事務局長 臼井稔)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日