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JAの活動:第59回JA全国女性大会

【対談】理念を高く掲げて、失敗恐れず挑戦を! 高橋テツ氏(JAいわて花巻理事)・大金義昭氏(文芸アナリスト)2014年1月29日

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・タイに学ぶ女性の熱意
・協同の力が震災で威力
・女性の底力、危機で示す
・女性の理事、評価改まる
・生活の視点、女性参画で示せ
・次々と提案成果もすぐに
・家庭菜園で50万円自給
・女性の声で大型直売所
・活動の持続は事業化が鍵
・感動共有できる職員を養成
・友達クラブには限界がある
・外に出掛け、広い視野を
・農協バッシングは女性が阻止

 いまや日本の農業、JAは女性の力がなくては成り立たないと言っても過言ではない。しかし、一方で女性組織のメンバーの減少が続いている。女性組織を強化し、みんなが進んで活動に参加できるようにするには何が必要か。職員から理事になり、長年JAの女性部の活動に取り組んできたJAいわて花巻(岩手県)の高橋テツさんと文芸アナリストの大金義昭氏の対談から探る。

「組織づくり」は
「自分づくり」

対談では「女性の力をどう引き出すかがJAの大きな役割だ」との意見が出された。(左から)高橋テツさん、大金義昭氏

(写真)
対談では「女性の力をどう引き出すかがJAの大きな役割だ」との意見が出された。(左から)高橋テツさん、大金義昭氏

◆タイに学ぶ女性の熱意

高橋テツさん 大金 高橋さんとは、日タイ経済連携協定に伴うJICA(ジャイカ)のグループ育成プロジェクトでタイに派遣された仲間です。何度かタイに出入りしてどのようなことに気付きましたか。
 高橋 私が担当したのは女性(職能)グループの生活改善指導と商品マーケティングの分野でした。タイの農村は、日本の30?40年前の状況かなと思っていましたが、グループのなかに入ってみると、国が力をいれているだけあって、農村のリーダーは日本よりも育っているのではないかという印象でした。しかし、リーダーとメンバーとの格差が大きい。日本のように役員を輪番でやるような状態ではありません。
 大金 そうですね。まずは跳んでみて、失敗したらやり直す。このタイの女性の圧倒的な行動力に日本の女性はカルチャーショックを受けるかも知れませんね。高橋さんは言葉の壁を乗り超えて活動され、現地では大人気でしたよ。
 高橋 タイの人は、私生活を含めてすべて日本から学びたいという気持ちが強く、朝からずっとついていました。その熱さには感銘しました。

(写真)
高橋テツさん

◆協同の力が震災で威力

 大金 そのとき高橋さんが突き動かされたものを、日本の女性組織を元気にするためのきっかけにしたいものですね。JAは先の全国大会で「地域くらし戦略」を掲げ、支店の協同活動強化を打ち出しました。これを念頭に置いて、対談を進めたいと思います。どんなに強い人でも一人では生きられないと私は常々考えていますが、高橋さんのJAは、2011年の東日本大震災の被災地です。震災の前と後とで、どんなことを感じましたか。
 高橋 JAいわて花巻は27支店中、約半分が女性の支店長です。被害の大きかった釜石支店も女性でした。そこで威力を発揮したのは協同の力です。まず、物がない、そのうえ寒いという支店長の悲痛な叫びが本店に届きます。本店も停電で、玄米はあるものの精米ができない。
 そこでJAはただちに米1升の支援を農家組合を通じて組合員に呼び掛けました。スーパーの買い物用ビニール袋に入った米など、組合員の一人ひとりの思いが伝わり、被災地から、ありがたかったという声が多く聞かれました。

◆女性の底力、危機で示す

 女性部も毛布や衣類を集めました。よそでは段ボールでそのまま届けるので、いつまでも倉庫に積み重ねられたものもあったようですが、女性部ではすぐ使えるように、最初から整理、仕分けし、子ども用、女性用など中身をきちんと書いて届けました。
 大金 女性の感性や生活感覚が生かされたのですね。人の力を超えた自然の脅威に対して農協の組織、協同活動の経験が見事に生かされた。これからもこうした女性の力が期待されるということではないでしょうか。農協への評価はどうですか。変わりましたか。
 高橋 被害の大きかった沿岸部は漁協が強く、農協も合併して日が浅かったのですが、組織力のある農協の絆はすばらしい、痒いところに手が届くようだと喜ばれ、存在が見直されました。支援は今も続いています。仮設住宅では、家族を亡くして心を病み、外に出たくないという被災者もいますが、そこにもJAの女性部員が訪れ、『家の光』の講読やリース、しめ縄づくりなどの活動を続けています。
 大槌町では産直市場を立ち上げました。いま仕組みづくりを進めていますが、農産物だけでなく、海産物もあります。少量多品目の生産・出荷は女性の得意分野であり、新しく女性の結束の場になっています。
 大金 まさに危機のときに真価を発揮した女性パワーですね。ところで今日、JAの運営上、女性の理事登用は、経営戦略の一環として欠かせなくなっています。男女共同参画について、JAグループにどのようなことを注文、期待しますか。
 高橋 JAには36人の理事がおり、女性は2人です。これは女性の枠であって、女性部の組織枠ではありません。女性部からは2人の参与が出ています。私は理事になる前はJAの職員として、長く生活部門を担当していました。その経験から何となく分かっているつもりになり、理事会では質問しなくてもいいかなという気になることもありましたが、そうではなく、非常勤理事の役割は、経営の方針を現場にきちんと伝えることだということを常に心掛けて臨んでいます。
 大金 女性が入って理事会は変わりましたか。

◆女性理事の評価改まる

 高橋 理事になって3年目ですが、最初は「女性がなにを言うのかな」と興味本位で見られたこともありましたが、いまでは私たちの意見をきちんと聞いてくれます。「女性は地域枠からも出なければ」と言ってくれる理事もあり、少しは変わってきたと思います。
 大金 建設的な方向に参画が反映されてきたということですね。地域から女性を送り出すことはできませんか。
 高橋 広域合併で選挙区が大きくなり、旧JAの地域から1?2人の理事の枠で女性が出るのは困難です。昔の組合長のようなもので役割と責任も大きく、私のところは、私を含めて3人の理事で、25集落の座談会や行事に出席しなければなりません。地域から女性理事を出すということも大切ですが、どんな形であれ、結果として女性の参画が増えればいいと、私は思っています。
 大金 理事会で男性と女性の発想の違いを感じることがありますか。そのなかで女性の強味はどこにありますか。

◆生活の視点、女性参画で示せ

 高橋 男性はさすがに物事を広く見ているなと感じることがあり、勉強になります。女性の強味は、例えば支店や人の集まる施設を建設するとき、トイレの数が少ないのではないかとか、高齢者や障がい者に使いにくいのではないかなど、男性では気付きにくい、生活に密着した見方ができることではないでしょうか。
 大金 そうした女性の強味を男性の発想にクロスさせ事業・経営に反映させることで、JAをさらに強力することにつなげたいですね。ところで、戦後の農村女性の歩みを振り返り、大きく3つの世代に区分してみました。
 第1世代は牛馬のごとく働き、貧しい生活から脱出を願った世代。第2世代は「三ちゃん農業」と言われ、男性が外で働いて女性が農業を支えた世代。そして第3世代は、多くが戦後生まれのエコロジカル派で「新鮮・安全・安心」を求め、「産直・通販・直売」などで、消費者と直接手を結ぼうとする世代です。
 これをそれぞれ嫁・妻・パートナーの世代と言うこともできます。高橋さんは最初、県の生活改良普及員をされていますが、そのきっかけはなんでしたか。また、当時と比べ女性はどう変わってきましたか。
 高橋 私は農家の生まれで3世代の家庭で育ちました。その当時、地域には農協と農業改良普及所があり、『家の光」や「こどもの光」を読んで育ちました。『家の光』は農協の人、農業改良普及員も毎月雑誌を届けに来ており、それを楽しみにしていました。そのため自然と、将来は農業に関係する仕事がしたいと思い、普及員を選びました。
 初任地はかつて日本のチベットとも言われていた北上山系の
小さな町でした。当時の農家は、台所は真っ暗で、風呂も便所も簡単なものが外にあるという状態でした。出稼ぎで、家族はお年寄りだけか、お年寄りと子どもだけというのがほとんどでした。
 そうしたところに普及員と保健所の栄養士などと一緒に回り、乳幼児の診断の傍らで料理の講習会などを開いていました。
 大金 「いのちと暮らしの原風景」のようなものを感じますね。その中で女性はどのように変わりましたか。

◆次々と提案、成果もすぐに

 高橋 がらっと変わりましたね。それは女性の力が大きかったのではないでしょうか。当時は、やればやるだけ成果が出ました。衣食住の改善や健康管理、共同購入など、やろうと言えばみんな乗ってきました。ミカンの貨車買いや、冬場に手に入りにくい野菜を食べるための冷凍ストッカーの購入など、すぐに反応がありました。やることがたくさんあり、成果が出るのでやりがいもありました。。
 いまJAには高齢者施設があります。かつて農協経営の幼稚園もありましたが、小さい時からJAに親しんでもらとともに、歳を重ねた高齢者には託老的な施設も必要ですが、これらは女性の希望からできたものです。女性部が声を挙げると、それが実際に形になりました。直売所も同じです。貧血、農薬による果樹農家の肝機能障害など、課題があれば解決のために何をするか提案すると、すぐに実現したのです。
 しかし今は違います。なにをやったらいいのかが見えにくくなりましたね。
 大金 その変化の節目には何があったのでしょうか。
 高橋 パートなどで働く女性が多くなったことでしょう。勤め先ができると、職場が第1になり、集落の集まりよりもそちらのつきあいを優先するようになります。地域との接点が作りにくくなっています。
 ただ、再びバックする人もあり、「骨を埋めるのはやはり地域だ。職場よりも地域が大事だ」と言う人も出ています。こうした人の気持ちは大事にしなければなりません。

◆家庭菜園で50万円自給

 大金 50万円自給運動などから「ファーマーズマーケット」の運営など、女性の観点から多くの事業・活動に取り組んでこられました。その経過を。
 高橋 昭和46年普及員になり、49年農協に入りました。50年代は、JAの常勤役員や営農担当職員と一緒に出席してもらい、全集落で営農・生活座談会をやりました。地域の生活改善、消費者活動、商品のテスト、さらには青年部を対象に後継者座談会もひらきました。飲食をしながらの本音の語らいは夜を徹して行ったものでした。
 そのころ、家計簿記帳運動をやっており、そのなかで自分たちの買って食べている野菜を金に換算してみました。すると年間で1人10万円になり、これを家庭菜園で自給することを提案しました。5人家族で50万円の自給運動です。多品目栽培の講習会などを開きました。これが軌道に乗ると余分が出てくる。それを売って金に換えたいのだが、不定期の青空市では同じ野菜が出てくる。仮設テントではそのたびに設置するのが大変でした。

◆女性の声で大型直売所

女性組織が支えるJAいわて花巻の直売所「母ちゃんハウス だぁすこ」 そこでやはり常設の市場が欲しいという女性の声が出てきました。これを女性部と常勤役員との懇談会の場で訴えようと、、発言者の順番や内容の綿密な作戦を練って臨み、認めてもらいました。これがファーマーズマーケット「母ちゃんハウスだあすこ」に結び付いたのです。
 「だあすこ」は理事会でも、本当にやっていけるのかと反対の声もありました。ただ私たちは、商品を売るだけでなく、女性の交流の場が欲しかったのです。その考えが、私と女性部とでぴったりだったのです。
 農協の職員として女性部に相対するのではなく、同じ方向を向いているということが大事だと思います。ただ、願いは実現したものの、責任者となった私のもとに、ファーマーズマーケット経営の数値目標がついてきました。とてつもない数字でした。
 そこでエーコープの職員に聞いて、店舗運営のノウハウのアドバイスを受けて綿密な計画を立てました。職員には私にない能力、店舗展開や事務がうまい人の配属を要望したり、自らその人を口説いて確保したりもしました。
 最初は、選果場に出せない規格外品という考えの人が多かったのですが、やはり生産者の名前がつくと、余りものでは済まなくなります。次第に自分の顔を売るのだという意識のレベルになりました。また女性はもちろん、高齢者や男性たちも、今までの「作ったものを売る」という目線から、「売れるものを作る」と言う消費者に軸足を置いた販売に、意識が変わってきました。
 会員を集めるため夜に集落を歩いて、参加を呼び掛け、約130人の生産者を集めました。しばらくすると、始めは無視していた男性も、軽トラの運転を手伝ったり、荷物の積み下ろしを手伝ったりする人が出てきました。

(写真)
女性組織が支えるJAいわて花巻の直売所「母ちゃんハウス だぁすこ」

◆活動の持続は事業化が鍵

 大金 女性の地位向上運動も、やはり経済効果と結びつかないと長続きしないですね。
 高橋 運動から活動、そして事業に発展させることが重要だと思います。最初から大きなことはできません。例えば加工場をつくるとき、「だあすこ」には貸加工室があります。まずそこで試作する。自信がついたら自分の家につくるというステップアップになった。少しづつ事業を拡大していく。これは何にでも通じるのではないでしょうか。
 大金 理屈や理論ではなく、女性のニーズや期待をテーマに据えて、少しずつ実現してきた。これが今の実績につながったのですね。
 高橋 そうです。女性部の身近にいるのだから、なにが必要か分かるのです。

◆感動共有できる職員を養成

 大金 そうした感動を共有できる職員が農協に育って欲しいですね。ところで、こうした女性の事業を支える女性がパワフル、かつしたたかになったのには3つの要素があると思います。政治的には、女性をめぐる法や制度の整備が進んだこと。つまり男女共同参画の推進です。経済的には、農村に市場経済が浸透し、すきま市場の開拓が可能になった。それが女性の出番を増やし、経験、感性を生かした小さなマーケットができる環境になったのです。そして社会的には、女性自身のエンパワーメントが高まったこと。つまり内発的な発展力が強まったということです。
 こうした女性の「やってみようかしら」というような意識に変わったパワーの変遷を現場でも感じたのではないですか。
 高橋 先進地やいろいろな人に多く接すると、仲間の支援があれば自分たちにもできると思う人が増えたのではないでしょうか。
 その時、重要なことは、最初から目的をしっかり持つことだと思います。例えば農家レストランをやろうとすると、どういう店にするか、どのように運営するか、どの組織とコラボするかなどさまざまな問題があります。その辺をあいまいにしてはうまくいかないでしょう。

◆友達クラブには限界がある

 大金 仲よしクラブではだめだということですか。女性部もJAの事務局も、その認識でステップアップするべきですね。
 高橋 タイで気付いたのですが、あちらでは仲間割れがありません。それはリーダーとメンバーの役割がきちんとしているからです。日本ではリーダーが多くてうまくいかないことがありますが、役割分担は目的がはっきりしないとできません。女性部もそうですが、仲よしクラブを超える組織であって欲しいと思います。
 大金 小さく生んで大きく育てるという積み上げも必要ですね。
 高橋 そうです。男性は何事も形から入ろうとするから失敗できません。その点、女性は小さなことから始めて、歩きながら考えるので、失敗を恐れず取り組めるのではないでしょうか。
 大金 そんな女性のパワーをどう引き出すか。そこにこそ、JAの果たすべき大きな役割があります。
 高橋 女性組織に限らず、産直でもそうですが、組織があって農協の事務局があります。農協の経営上の立場と産直組織の立場は違います。ブレない理念を持っていないと組織の目的を見失い、うまくいかなくなってしまいます。
 大金 ミッションから始めるJAです。女性組織でもミッションがないとブレが生じ、求心力がなくなるでしょう。そこでも事務局を持つJAのマネジメント力が重要になりますね。
 高橋 やはりミッションに基づいた人づくりが大事ではないでしょうか。

◆外に出掛け、広い視野を

大金義昭氏 大金 井の中の蛙になってはだめですね。組織活性化のアイデアも出てきません。必要なところに自ら出掛け、そこで得たことを組織や事業の活性化に結び付ける。JAいわて花巻はこれを立派にやっています。これが震災へのすばらしい支援につながっているのではないでしょうか。
 高橋 タイの農協のことを伝えると、さっそく職員研修で何十人もタイに送っています。何事もそうでしょうが、自分たちのやっていることを、少し離れて見る必要があるのではないでしょうか。
 大震災では、JA間の絆の大切さを知りました。女性組織も継続して交流しています。これは農協だからこそやれたことです。支援というモノのやり取りが人のつながりになったということです。だからファーマーズマーケットも、モノだけではないのです。消費者とも、いいモノを売り、農業を体験してもらうことで農業への理解を深めてもらう。それらを含んだものとしてマーケットがあるのです。
 女性たちもよその直売所を訪ね、販売するなど、プロの真似事をして、はばたいています。レストランでも残し物があると、「なぜ残したのか」と、お客さんの目線で考えるようになりました。
 大金 相手の立場に立って考える気持ちは、農協の介護、福祉の事業にもつながっていくのですね。ところでいまの女性組織及びリーダーにどのようなことを期待しますか。
 高橋 数は力だということも大事ですが、だからといって部員を減らしたくないため、目先のことを甘くしてはいけません。そうした組織はやがてジリ貧になるでしょう。女性部はこういうものだということをはっきり打ち出し、必要であれば厳しいことも言わなければいけません。直売所の運営でも、お客様が大事なので、生産者には厳しいこと言いましたが、後で、あの時は正しいことを言ってもらったというようなことがあって信頼関係が生まれます。
 このような組織活動をきちんとやってきた人は、議論をまとめ、方針を示す力がついています。そういう組織、リーダーをつくるべきだと思います。
 大金 そうですね。組織の持つミッションに結集しながら、ハードルを高くしてそれにチャレンジする。これはJA自身の問題でもありますが、JAや地域の活性化にはこれが必要だと思います。

(写真)
大金義昭氏

◆農協バッシングは女性が阻止

 私は「JAは地域の守護神である」と唱えています。これからは農協バッシングが強まるか恐れがある。そうしたときに「守護神」としてのJAが、ひとり男性の手ではできない女性の力を生かすマネジメントにしっかり向き合い、志を高く持って前に進むことが期待しされます。
 高橋 そのためには、やはり一人ひとりがレベルアップしていかないと。
 大金 そう、まさに人づくりです。人づくり、組織づくり、地域づくりは、究極には「自分づくり」です。まずは一人ひとりがめげずに挑戦するところから明日の展望を開く。ただ、人は一人ではない。だからこそ組織が必要だということです。
 一人やあるいは小さな家族だけで何かができた時代は終わったのだ。若い世代には協同の力のあり方、やり方を示し仲間と一緒に、力を合せた方がメリットがあるのだという意識を共有する機会を作る。実際に成果を見せていくことが大事だと思います。

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