JAの活動:JAトップアンケート 今、農業協同組合がめさずこと
【JAトップアンケート】JA浜中町 石橋榮紀代表理事組合長 「酪農の魅力全国に発信」2015年11月10日
今回は、JA浜中町の石橋榮紀代表理事組合長のご意見を掲載する。
JA浜中町
石橋榮紀代表理事組合長
回答日:2015.10.9
【問1】あなたの農協では、農業・地域に対し、どんな役割を果たそうと考えておられますか。今後もっとも重要な役割だとお考えの内容をお書きください。
農協の使命は、組合員の経営と生活を守ることであり、同時に地域の未来に貢献できることに取り組むことである。
そのためには、地域の農業である酪農発展維持のために必要なこと、やらなければならないことは全実行すること。
そのためにどんな役割を果たすかというと、まず、地域再生の核になること。地域経済の主役としての役割を果たすことである。さらに行政も含め地域企業をも巻き込んだ地域づくりのネットワークの構築である。
最も重要なことは、そのための人材育成である。農協改革の要は正組合員を育て、正組合員化し、地域産業としての酪農と地域づくりの担い手を育てること。
【問2】問1の役割を果たすうえで、今、農業・地域での最大の課題は何ですか。
地域農業が魅力ある産業であることを示し全国に発信し、全国から人材を集めること。
農協として人材育成のための就農者研修牧場を平成3年に設立した頃は珍しいこと、全国唯一ということもあり日本中から応募があったが、今は、全国で新規募集が行われ、作物も多岐にわたることから酪農への応募は極端に少なくなっており、研修生確保が厳しい。
ただ、後継者率は高く、70%を維持している。
【問3】問2の課題を解決するため、もっとも力を入れようと考えておられることは何ですか。
浜中町農業の魅力発信
【問4】問3に関連して、第27回JA全国大会議案では「9つの重点実施分野」を掲げています。このうち課題を解決し、貴JAがめざす姿を実現するために、もっとも重要と考えておられる事項を3つあげてください。また、その分野において、どんな取り組みを考えておられるのか、具体的内容をお書きください。
d=生産資材価格の引き下げと低コスト生産技術の確立・普及
(具体的取組内容)
自給飼料のレベルアップと取引の多角化
e=新たな担い手の育成や担い手のレベルアップ対策
(具体的取組内容)
経営者教育のレベルアップ、教育実践
g=JA事業を通じた生活インフラ機能の発揮、JAくらしの活動を通じた地域コミュニティの活性化
(具体的取組内容)
地域コミュニティの生活インフラ機能を強化
【問5】第27回JA全国大会を機に、JAトップとして内外に発信したいお考えをお書きください。
浜中町のみならず、このエリア(北海道釧路根室地域)の牛乳の持つ力が、日本一、いや世界一であり、おいしさと安全安心をアピールしこのようなエリアで、酪農に参入したいという人を呼び込みたい。
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