人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
FMCベリマークSC:(SP)ヘッダー
日本曹達 231012 PC
JA全中中央SP

JAの活動:第6回JA営農・経済フォーラム

労力確保へ法人設立 JAゆうき青森 乙部輝雄組合長【第6回JA営農・経済フォーラム】2020年11月11日

一覧へ

JAゆうき青森 乙部輝雄組合長JAゆうき青森
乙部輝雄組合長

組合員への意向調査によって、機械の不足、高齢化、労働力不足が経営上の問題として明らかになった。そこで地域農業の持続のため、労働力の確保、新規担い手の確保などを目的にJA100%出資の子会社アグリTASKEL(株)を平成28年に設立した。

事業内容は機械による作業受託、労働力派遣、新規就農希望者の育成と同法人自らの農業経営。利用料金の見直しや、収益性の高いにんにくの作付けを増やすといった収支改善に取り組んだことで、令和2年度は黒字経営となる見込みである。

一方で、依然として人材不足や、栽培ノウハウ不足といった課題があるため、外国人技能実習生の受け入れ拡大や、収益性の高いニンニク、ナガイモに特化した農業経営などに取り組むこととしている。そのほか大学生アルバイト受入協議会の設置や、地元企業の農業研修のマッチング、JA職員による農作業支援など、幅広いアプローチで労働力支援を行っている。

販売面では、消費者ニーズと生産者の栽培ニーズとをマッチングをさせ、付加価値商品の販売を拡大させるために販売戦略課を設置した。また、パッケージ施設や加工施設を整備することで、多様化する販売や流通への対応も強化している。平成28年より輪作のためにキャベツの栽培にも取り組んでいる。JAが鉄コンテナや移植・収穫機を導入して初期投資を軽減したことで規模拡大に繋げ、現在は30人の生産者で1300tを生産している。

4JAの合併により発足したJAゆうき青森では、旧JA単位で営農センター協議会を設定している。各地域で意見の集約をするほか、地域の振興方策も提言する。営農指導員は13人。各地区に割り振られ、巡回、記帳代行による経営支援も行う。TACは2人。法人、認定農業者、新規就農者を巡回する。土づくりを基本としたブランド力のある農産物の生産を基本としており、土壌診断事業では、年間約550名、2000点にも及ぶ検定を行っている。

JA組織基盤・経営基盤強化の取り組みを引き続き拡充していく。


【特集:第6回JA営農・経済フォーラム】

重要な記事

240918・シンジェンタライブラリー:右上長方形SP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る