JAの活動:年頭のあいさつ2021
【年頭あいさつ】くらしを守る要に 青江伯夫 氏(全国共済農業協同組合連合会経営管理委員会会長)2021年1月2日
令和3年の年頭にあたり、ごあいさつを申しあげます。
はじめに、JA役職員、関係者の皆さまには、日頃からJA共済の事業活動に熱心にお取り組みいただいておりますことに心よりお礼を申しあげます。
昨年も、相次いで発生した台風や豪雨などにより全国各地で大きな被害が発生しました。被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申しあげますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
また、今なお世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大は、人々の生命や生活のみならず、経済、社会さらには人々の行動・意識・価値観にまで甚大な影響を及ぼしています。
このような、自然災害が多発し新型コロナウイルスの脅威に晒される今の時代だからこそ、JA共済は組合員・利用者、地域社会の皆さまのお役に立てるよう、協同組合としての真価を発揮していかなければなりません。
今年度のJA共済では、コロナ禍における感染予防対策の徹底や3Qコールの活用など、契約者の不安解消を図るための契約者フォロー活動を行いつつ、新仕組みを起爆剤とした生命保障を中心とする万全な保障提供に取り組んでまいりました。
さらに、JA共済事業における自己改革においては、JAの自己改革をサポートするため、「農業者の所得増大をサポートする取り組み」「地域・農業の活性化に向けた取り組み」「JAの事務負荷軽減に向けた取り組み」をより一層進めています。
特に「農業者の所得増大をサポートする取り組み」では、農業・地域への貢献として、農作業事故の未然防止に向けた取り組みや、農業リスク診断活動を通じた保障提供の強化を進め、地域の特性を生かした地域・農業活性化積立金の活用により、農業振興や組合員をはじめ地域との関係強化に努めてまいりました。
令和3年度はJA共済3カ年計画の最終年度として、3カ年計画で掲げた目標達成に向けた総仕上げを行う、非常に重要な一年となります。そのような中、令和3年1月にはJA共済連設立70年の節目をむかえることから、改めて『相互扶助』という事業活動の原点に立ち返り、これからの厳しい時代の中でも、JAとの一体的な事業運営をベースに環境変化に適切に対応した事業展開により、組合員・利用者の皆さまのくらしを守り、農業と地域社会づくりに尽力し続けてまいります。
JA共済はこれからも地域と歩み、組合員・利用者の皆さまにさらなる「安心」と「満足」をお届けできるよう努めてまいりますので、皆さま方には引き続きご理解・ご協力を賜りますようお願い申しあげ、新年のごあいさつとさせていただきます。
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